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三元社出版物
研究会からのお知らせ : 第66回多言語社会研究会(東京例会)【開催日:2016年1月30日(土)】
投稿者: webmaster 投稿日時: 2015-12-31 11:21:03 (1372 ヒット)

多言語社会研究会例会を下記の通り開催いたします。ふるってご参加ください。

第66回多言語社会 研究会(東京例会)のご案内
日時:1月30日(土)午後2時〜6時
場所:東京外国語大学本郷サテライト4階セミナー室
   http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html
資料代:500円


報告者1:ボルジギン・ムンクバト(千葉大学 特別研究員)
題目:「報告概言語とアイデンティティ−内モンゴルの牧畜地域における言語・文字使用の実態から−」
報告要旨:
内モンゴル自治区(以下内モンゴル)におけるモンゴル民族に対する教育の実状について、牧畜地域を中心に.皀鵐乾詭餌桶惺察↓▲皀鵐乾觚豢軌蕕鉢モンゴル語・文字の使用実態について実施した調査結果を分析する。モンゴル人学生の言語使用状況に関してアンケート調査を実施し現状を明らかにする。モンゴル語そのものの学習や教育について、都市部と牧畜地域の実態を比較しながら、モンゴル人が学ぶ「モンゴル語」とは何であるかを考察する。同時に、牧畜地域から町に移動させられた子どもたちの言語使用状況に関して、学生たちの日常生活における言語使用状況を「学校」、「家庭」、「友人間」、「買い物」と4つの場面におけるモンゴル語と漢語の使用状況を見る。さらに、文化生活においてメディアなどに接するときの言語選択について分析を行う。モンゴル語・文字使用やその伝承に強い信念と愛着を持つ少数の篤志家の地道な努力によって言語文化が守られている事例をあげ、関連法律条例の実態について考察する。
キーワード:内モンゴル、民族教育、モンゴル語と文字使用、アイデンティティ

報告者2:寺尾智史(宮崎大学教育文化学部 准教授)
題目:「初等義務教育での英語学習強制化と国語教育における漢字強要時間の必然的減少との相関についての考察」
報告要旨:
2011年度より、小学校において新学習指導要領が全面実施され、5・6年生で年間35単位時間の「外国語活動」、実質は英語の押しつけ(教育現場では一般的に「英語活動」と呼称)が必修化された。さらに、2020年完全実施のタイムスケジュールで、小3から英語活動は必修化、小5・6は成績がつく教科へと強化、移行が行われている。こうした中、隠れた「外国語活動」の側面を持つ「漢字教育」=「漢字活動」の質的・量的ダウンサイジングは必然と思われるが、この相関についての議論は抜け落ちてしまっている。ハラスメントや体罰とも言い得るドリル的な手法による漢字の習得が義務教育において強要され、強い嫌悪感を抱く多くの小学生、さらには全教科を教えることが前提の小学校教諭にとって、もし英語教育が今まで通りの漢字教育と同時並行して行われるようなことになれば、深刻な学習的、心理的負担および不安を惹起しかねない。これらの問題点を、英語教育、標準語教育に内包される形での漢字教育双方に強い疑念を持っている立場から論じる。

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