logo
 
 メインメニュー
 広告
社会言語学関連
多言語社会関連
sociolinguistics
language policy
三元社出版物
投稿者: webmaster 投稿日時: 2008-11-25 18:25:32 (1100 ヒット)

多言語化現象研究会 第35回研究会のお知らせ 

 2008年12月23日(火、祝) 午後1時00分ー5時30分

 国立民族学博物館(大阪吹田市) 2階 第3セミナー室

(正面入り口から二階階段のぼったところ)



1)報告者 高藤三千代(東京外国語大学、多言語多文化教育研究センター)   

題名:「沖縄日系ディアスポラ、国語、学校―ことばの異種混淆性と単一化の民族誌的考察」

<要旨>

本研究は、日本の公立小学校を舞台に、南米諸国出身の沖縄系日系家族たちの数世代にわたる越境移住と、就学を介しての言語体験を取り上げる。国民的言語共同体の同質性の幻想に視座を置き、国(家)語がもつ一元化的拘束力とそれと対抗的なことばの異種混淆性の過程を分析する。そして言語・文化の二項対立的図式を再考することをねらいとする。



2)報告者 朝日祥之(国立国語研究所)        !

題名:「サハリンにおける言語接触と日本語の地位」

<要旨>

多民族・多言語社会であるサハリンには,これまでウイルタ人,ニブフ人,アイヌ人をはじめ,ロシア人,ウクライナ人,ポーランド人,日本人や朝鮮人などが生活してきた。本発表では,まず,サハリンに持ち込まれた言語間で生じた接触状況を概観する。その後,サハリンで使われてきた日本語の地位について,文献調査・現地調査の結果をもとに報告する。

 

3)報告者 安田敏朗(一橋大学大学院言語社会研究科)

題名:「非母語話者の日本語はどう語られてきたか――「台湾方言」「共栄圏日本語」「日本語クレオール」――」

<要旨> 帝国期日本では、日本精神が日本語や国語に宿るとされ「国語醇化」が叫ばれていたが、現実に「正しい日本語」ばかりが話されていたわけではなかった。本報告では、植民地台湾を例にとり、台湾人が話している「国語」を、日本人の教員・研究者たちがどのようにとらえていたのかを概観する。矯正すべき「誤謬」とみる者がいた一方で、「方言」さらには別の言語体系が発生するのではないかという推測をする者もいた。その検討は、多言語社会日本での「さまざまな日本語」のあり方を考える手がかりにもなると思われる。 

 

////////////////////////////////////////////////////

はじめての方も歓迎します。準備の都合上、出席予定の方のみ、かならずメールで事務局まで、ご通知ください。民博は一階と二階の一部が無料ゾーンで、二階の研究会場へは正面玄関から受付を通さず無料で直接はいることができます。モノレール万博公園駅から来る場合、万博自然文化園は有料(250円)ですが、モノレール万博東口駅からは自然文化園を経由せずに来館できます。日本庭園前駐車場を経由し民博への専用門から直接民博へ向かってください。研究会への連絡・質問は事務局へ直接お願いします。

多言語化現象研究会事務局: tagengoka-gensyoo@idc.minpaku.ac.jp

研究会ホームページ:   http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/

民博(交通機関)http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html


投稿者: mitsuitakashi 投稿日時: 2008-11-24 0:40:00 (1156 ヒット)

同志社大学言語文化教育研究センター内「朝鮮半島のことばと文化」研究会では、下記のとおりシンポジウムを行いますので、ご案内申し上げます。広くご参加いただけると幸いです。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「朝鮮半島のことばと文化」研究会主催 国際シンポジウム
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

テーマ:近代朝鮮におけることばと「民族」

日時: 2008年12月14日(日) 13:00〜17:30

場所: 同志社大学 寒梅館 203番教室

報告者(敬称略)・タイトル:

  鄭承戞淵愁Ε訛膤惺察韓国語学) [通訳:金善美(同志社大学)]
    「『語文ナショナリズム』と『標準語』の定立」

  林慶花(成均館大学校、日本文学)
    「民族の声としての『アリラン』の創出
      ─『民謡』概念の導入から『郷土民謡』の発見まで─」

  三ツ井 崇(同志社大学、朝鮮史)
    「『言語』・『文化』・『歴史』、転換する価値
      ─鄭承戞ξ啖腸嵶省鷙陲紡个垢襯灰瓮鵐箸紡紊┐逃 

参加費:無料

お問い合わせ:「朝鮮半島のことばと文化」研究会(同志社大学言語文化教育研究センター内)
三ツ井 崇 / mitsuitakashi@hotmail.com
URL: http://www1.doshisha.ac.jp/~tmitsui/kotoba_to_bunka.htm


投稿者: webmaster 投稿日時: 2008-11-1 7:35:58 (1243 ヒット)

神戸大学大学院国際文化学研究科 異文化研究交流センター (IReC:アイレック)
「多言語・多民族共存と文化的多様性の維持に関する国際的・歴史的比較研究」プロジェクト

第2回講演会
『グローバリズムと多民族・多文化社会―中国の現実、世界の課題―』

<日時> 2008年11月25日(火) 17:00-19:00
<場所> 神戸大学国際文化学部・大学院国際文化学研究科 E棟4F 大会議室
<演題>
講演1 シヨニマ 「チベット社会:歴史と現状」
講演2 郝時遠 「中国の民族自治政策とモンゴル族」
講演3 楊聖敏 「中国のイスラーム民族の歴史と現状」

※ 講師略歴 ※
シヨニマ (Xirao Nima) チベット族。中国中央民族大学副学長、チベット学研究所長。専攻はチベット歴史・文化研究。主な著作に『西藏歴史地位辯』、『近代藏事研究』、『西藏古代法典選編』、『蒙藏委員会档案中の西藏事務』など。

郝時遠 (Hao Shiyuan) モンゴル族。中国民族学会長、中国社会科学院人類学民族学研究所長、学部委員兼法・政・社会学部委員長。専攻は中国の民族問題と民族政策研究。主な著作に『中国の民族と民族問題』、『中国民族関係史綱要』、『現代世界民族問題と民族政策』、『新バールコ右旗の蒙古族』など。

楊聖敏 (Yang Shengmin) 回族。中国民族学会副会長、中央民族大学人類学と社会学院長。専攻は西域民族歴史文化研究、新疆と中央アジア民族問題研究。主な著作に『回紇史』、『資治通鑑突厥回紇史料校注』、『黄河流域の服飾文化』(編)など。


投稿者: hirshoji 投稿日時: 2008-10-3 21:17:48 (1150 ヒット)

多言語化に関する研究講演会のおしらせ

 以下の通り「多言語化に関する研究講演会」を開催します。
日時:2008年10月18日(土)13時30分〜18時00分
場所:国立民族学博物館(大阪吹田市) 2階 第5セミナー室
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html 

<発表者>
13:35−15:00 (講演、討論)
○胡士雲氏(四天王寺大学人文社会学部助教授)
「在日中国人の言語生活について」
15:10−18:00 (講演、休憩、討論)
○Guus Extra氏 (オランダ、Tilburg University、人文学部言語文化学科教授)
「Dealing with increasing diversity in multicultural Europe」(英語)
 
<発表内容>
1)胡士雲氏(四天王寺大学人文社会学部準教授)
「在日中国人の言語生活について」
内容:
 日本法務省の統計によると、2007年末現在、在日中国人はすでに60万人を超えている。滞在資格、経歴や収入、社会地位、日本語能力など多様である。在日中国人の使用言語は相手が日本人、中国人によって異なる。第二に、在日のメディアの存在などで外国に生活しているという感覚が割りと薄い。第三に、日本出身の中国人の中国語能力は、家庭内での中国語に対する意識と関係がある。全体から見ると、若者は中国語対するこだわりが弱く、年長者は強い。第四に、中国経済と中日関係の発展に伴い、在日中国系の子供たちへの中国語教育を一層重視すべきだということが、在日中国人社会の共同認識になっている。

2)Extra Guus氏 (オランダ、Tilburg University、人文学部言語文化学科教授)
「Dealing with increasing diversity in multicultural Europe」(英語) 
内容:
講演ではGuus氏の最近刊行されたBarni, M. & G. Extra (Eds.) (2008). Mapping linguistic diversity in multicultural contexts. Berlin/New York: Mouton de Gruyter.を基に、移民を中心とする欧州の多言語状況や言語政策、それらについてExtra 氏を中心に行われた調査プロジェクトに関して話していただきます。Extra氏はヨーロッパにおける移民の母語保持・教育および第二言語習得にかかわる研究の第一人者として知られ、多くの研究プロジェクトを主宰されています。
(本研究講演会は、国立民族学博物館共同研究「日本における移民言語の基礎的研究」および科学研究費補助金プロジェクト「多言語社会における移民言語状況と移民言語政策の国際比較」(研究代表者・庄司博史)の一環として開催されます。)
===========================
出席予定の方は、準備の都合上、かならず<10月18日研究会出席予定>とメールでご通知ください。民博は一階と二階の一部が無料ゾーンで、二階の研究会場へは正面玄関から受付を通さず無料で直接はいることができます。モノレール万博公園駅から来る場合、通過する自然文化園は有料(250円)ですが、モノレール万博東口駅からは自然文化園を経由せずに来館できます。日本庭園前駐車場を経由し民博への専用門から直接民博へ向かってください。http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
<出席・問い合わせ連絡先>:hirshoji@idc.minpaku.ac.jp                          


投稿者: hirshoji 投稿日時: 2008-9-25 15:56:14 (1260 ヒット)

多言語化現象研究会 第34回研究会のお知らせ ・・・
(連絡用アドレス変更しました)

 2008年10月25日(土) 午後1時30分ー5時30分
 国立民族学博物館 2階 第3セミナー室
(正面入り口から二階階段のぼったところ)

●報告者 植野佑美(筑波大学院人文社会科学研究科博士課程)        
題名: 「異文化接触と第二言語コミュニケーション」

<要旨>
第二言語によるコミュニケーションには言語能力だけでなく言語にかかわる不安や自信、民族間の社会関係などが複雑にかかわっていると言われている。
本発表では、オーストラリアにおける日本人留学生を対象にした第二言語コミュニケーションの調査結果を報告する。

●報告者 朴浩烈(一橋大学大学院言語社会研究科博士課程)
題名:「在日コリアンのことばとアイデンティティ」

<要旨>  
 在日韓国人、在日朝鮮人、在日韓国朝鮮人などの呼称、国籍もさまざま(韓国、朝鮮、日本)な在日コリアンのことばとアイデンティティについて考えてみたい。キーワードとして、ことばについては「バイリンガル」・ アイデンティ
ティについては「実存」。これらについて、いくつかの事例を交じえながら考察を行う。

また一昨年から実施した、在日コミュニティへのアンケートと聞き取り調査について報告し、今後日本において増加すると予想されるマイノリティのことばとアイデンティティを、どのように捉えるべきか考察への糸口を議論の中でつかみたい。

////////////////////////////////////////////////////
はじめての方も歓迎します。出席予定の方は、準備の都合上、かならずメールで事務局まで、ご通知ください。民博は一階と二階の一部が無料ゾーンで、二階の研究会場へは正面玄関から受付を通さず無料で直接はいることができます。モノレール万博公園駅から来る場合、万博自然文化園は有料(250円)ですが、モノレール万博東口駅からは自然文化園を経由せずに来館できます。日本庭園前駐車場を経由し民博への専用門から直接民博へ向かってください。研究会への連絡、質問は事務局へ直接お願いします。本研究会は民博事務とは一切関係ありません

多言語化現象研究会事務局(新アドレス): tagengoka-gensyoo@idc.minpaku.ac.jp
研究会ホームページ(更新済み):   http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/
民博(交通機関)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多言語化現象研究会
tagengoka-gensyoo@idc.minpaku.ac.jp
ホームページ
http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2008-8-23 22:07:58 (2163 ヒット)

日本ケルト学会 第28回大会 プログラム

日時:2008年10月11日(土)・12日(日)・13日(月)
会場:北海学園大学豊平キャンパス6号館3階
〒062‐8605 札幌市豊平区旭町4丁目1―40
大会責任者 : 常見信代氏(北海学園大学)

10月11日(土)
11:50 受付開始
12:20 開会挨拶
12:30〜15:30 フォーラム・オン
16:00〜18:00 講演
18:30〜20:30 懇親会

10 月12 日(日)
9:15        受付開始
9:45〜10:30  個別報告1
10:30〜11:15 個別報告2
11:30〜12:15 個別報告3
12:15〜12:30 会員総会
13:30〜14:15 個別報告4
14:15〜15:00 個別報告5
15:15       閉会挨拶

10 月12 日夕刻〜13 日(祝)
エクスカーション(アイヌに関する見学が中心)
(申し込み受付は6月に行い、すでに締め切り)

大会参加費 一般:1000円  学生:無料   
懇親会 会費:6000円 会場:一の喜(当日ご案内します)

【問合せ先】
日本ケルト学会事務局 東京都渋谷区東4−10−28 
国学院大学経済学部 永井研究室 永井一郎 氏
Tel. 03−5466−0332  
E-Mail nagai@kokugakuin.ac.jp

【当日連絡先】
北海学園大学(代表)(011)841−1161


講演
「ヒトはなぜクマに畏敬の念を抱くのか」
Awe and Respect : A Human View of the Bear
天野 哲也氏(北海道大学総合博物館)
 すでに旧石器時代にヒトはクマの生息地に進入して、これと出会った。ヒトはクマの威力・存在感に圧倒され、畏敬と敬愛の念をいだいた。クマの力にあやかりたいと願い、その力を得るさまざまなやり方が試みられてきた。最も素朴には、身体に触れたり牙や爪、ペニス・ボーンなどその一部を身につけること、あるいは頭蓋骨などを祀ることである。もっと直接的に血や脂を飲んで体内に取り込むこと、また洞窟絵画や各種ペンダントなどクマの描写・形象化もこの願いの表現である。きわめて特異で高度に抽象的な方法、すなわちクマとの象徴的な婚姻によってその力を得るという発想、聖婚観念も西欧の物語『クマとジャン』などからシベリア・極東諸民族の説話まで広く見られる。これは、後に遊牧・牧畜民におけう交雑品種改良(異種間交配)がヒントで生まれたのかもしれない。


フォーラム・オン
「極小言語の保存と再活性化、日本と欧州の比較」
司会者:原 聖氏(女子美術大学)
 ケルト諸語は、エール(アイルランド)語を含め、すべてが少数言語であり、こうした言語としての考察、すなわち社会言語学的視点からの研究が常に要求されてきた。今回、北海道での大会開催ということで、日本での代表的少数言語である、アイヌ語との状況の比較を試みる。日本では「消滅に瀕した言語」という言い方がされるが、アイヌ語は話者人口が千人以下のいわゆる極小言語である。ケルト語にはマン語とケルノウ(コーンウォール)語という2つの極小言語があるが、とりあえずこうした言語との「保存と再活性化」状況の比較がこのフォーラムの課題である。
 アイヌ語には1997年に制定された、いわゆる「アイヌ新法」があり、これによってその再活性化は大きく進展しつつあるといえる。一方、ケルト諸語では、同じく97年の住民投票で設立が決まり、99年に発足したスコットランド(アルバ)とウェールズ(カムリー)の自治議会があり、ここにおいて政策的に再活性化が進展しつつある。その文化的再活性化状況についてみれば、日本ではむしろ沖縄語(うちなー口)との比較が重要になってくるようにも思える。このレベルでは
ブレイス(ブルターニュ)語との状況比較も興味深い視点を提供してくれるだろう。


報告1
「アイヌ民族とアイヌ語の現状」
報告者 奥田 統己氏(札幌学院大学)
 2008年6月6日、日本国の衆参両議院は「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を決議した。一見するとこの決議は1997年の「アイヌ文化振興法」以後の民族運動の成果であるように見え、またアイヌ民族に日本国内での正当な地位を保障するように見える。しかしいずれの見方も残念ながら楽観的すぎると言わざるを得ない。1997年の法律は、少なくともこの10年間の結果として、アイヌの民族運動のエネルギーをアイヌ語と伝統文化とに集約し、またそれらを多数者にとってわかりやすい水準に設定する役割を果たしてきた。このことは、法律に基づくアイヌ語復興事業のなかで中心的な役割を果たしてきたアイヌ語研究者自身の発言からも裏づけることができる。いっぽうで法律による事業を超えた次元でのアイヌ民族の将来への議論はこの間停滞してきた。先住民族として要求すべき権利は何か、その実現の優先順位はどうあるべきか、アイヌ民族の側の組織的な議論ができないタイミングをついて、国や北海道による「先住民族認定」政策の具体化は進められつつある。その政策が「アイヌ語と伝統文化を奪われ取り戻しつつある歴史」のなかから外へ出ない限り、先住民族としての権利全体も、またアイヌ語と伝統文化そのものも、現状を超えて伸長することは難しいだろう。


報告2
「言語復興の可能性と困難 − ケルノウ語の事例から」
報告者 木村 護郎クリストフ氏(上智大学外国語学部)
 少数言語の衰退傾向がつづく一方で、再活性化・復興をめざす運動が世界各地でみられる。本報告では、少数言語復興の先駆的事例としてのケルノウ(コーンウォール)語を例に、ケルノウ語復興の推移、現在の使用状況および言語復興の理念の変化という観点から、言語復興の到達点とその意義や限界を考察する。その際、とりわけアイヌ語などの日本の地域・少数言語を念頭におきつつ、ケルノウ語復興の試みがより広い文脈に示唆することについて考えてみたい。言語復興における「伝統の継承」と「新文化の創造」、また「方言」と「共通語」の関係、地域活性化において地域語の果たしうる役割、また言語復興に直接たずさわらない「多数派」の関わり方と責任、といった問題を検討したい。


報告3
「琉球諸島における言語復興の展望について」
報告者 パトリック・ハインリッヒ氏(琉球大学)
 琉球諸島の言語変種の将来を展望するために、本発表はその言語状態の五つの側面を扱う。第一に、2003年にユネスコにより定義された規準に沿って言語危険度を査定する。第二に、その言語社会の言語態度の変容について報告する。第三に、自己アイデンティティと地域言語変種についての問題を扱う。第四に、現在の言語復興努力を描写する。第五に、言語復興に必要となる研究について論議する。
 第一点に関しては、すべての琉球言語変種は「危機度が非常に高い」(severely endangered)あるいは「絶滅寸前」(critically endangered)に分類する必要がある。同時に、琉球諸島全般にわたって、現在言語社会の言語態度は非常に肯定的であり,これは地域言語復興の可能性を示すものである。第三点については、琉球の言語変種が将来的にどのような社会的な機能を果たせるかが、その言語変種の将来の鍵をにぎる,ということを論じる.最近の言語復興研究の結果によると、「機能がなければ未来もない no function no future」ということで,この点は疑いの余地なく、重要な課題であろう。現在、そのような社会的な機能を明確に識別する事がいまだできていない。第四点については現在明らかな変化が見られる。10月の大会までに、それ以上の変化が現れることを期待する。10月に最新の活動情報も含めて論じていく。第五点は危機言語の研究者にとって最も重大であると思われる。現在の危機言語研究はたいてい「システムとしての言語」の視点をとって、「実践としての言語」を無視してきた。また、危機言語が常に多言語社会のなかに存在しているという事実も見逃された。そのため、危機言語研究と危機言語復興運動の互いの影響はむしろ少なかったと言える。
 以上五つの側面から議論することによって、より幅広い結論が得られる。特に琉球言語変種を維持するために以下の二点が大切になるであろう。まず、言語復興運動が今のところ社会的な機能の必要性を無視してしまっていること。さらに危機言語研究者が言語社会の要望を支持していく必要があること。琉球言語変種の場合、より具体的に、研究者は新しい社会的な機能を開拓できるようなデータを提供しなければならない。従って、これから運動家および研究者がもっと密に協力体制を築くべきであると言える。最終的には、琉球諸島で、地域の人が、その地域の人のために、社会言語学的な琉球言語研究を確立する事が最も重要であると考える。


個別報告1
「「ケルト」イメージと「アイルランド人意識」 ―トマス・デイヴィスにおけるポリティクス―」
 Celtic Image and Irish Identity - The Politics of Thomas Davis –
報告者 崎山 直樹氏(千葉大学人文社会科学研究科)
 1840年代のアイルランドは、連合王国における選挙法、救貧法、地方自治体といった自由主義的な諸改革を受け、大幅な自治権を求めるリピール運動が盛んとなっていった。また大陸におけるロマン主義の流れや、市民を主体とする任意団体での考古学や民話の収集といった活動は、失われた民としての「ケルト」民族の存在に注目するようになった。このような発見された「ケルト」イメージは、アイルランドにおける政治潮流と結びつき、「アイルランド人意識」を形成することとなる。
 このような政治・文化両面での「アイルランド人意識」形成の中心にあったのが、1842年に創刊された新聞『ネイション』であり、そこで主筆を務めたトマス・デイヴィスであった。『ネイション』では、詩やバラッドといった文芸活動を通じて、「ケルト」イメージを反復し強化するとともに、「アイルランド語」の復興に務めた。
 本報告では、デイヴィスの「アイルランド語」に関する論説に注目する。連合王国からのアイルランド人としてのまなざしを受けつつ、しかしながらアングロ・
アイリッシュとして必ずしもアイルランド人を代表/表象することができない立場におかれたデイヴィスが、「ケルト」に着想し、それを用いてどのように「アイルランド人意識」を構築しようとしたのか、を明らかにする。


個別報告2
「生けるものに唱えるー『カルミナ・ガデリカ』とアイヌ口承におけるアニミズムの比較」
 Chanting to Other Souls; Comparison of Animism in Carmina Gadelica and Ainu oral tradition
報告者 井川 恵理氏(名古屋短期大学)
 19世紀に収集され、20世紀にかけて編纂・出版された、『カルミナ・ガデ
リカ Carmina Gadelica』はスコットランド西方諸島における民間口承において、
日常の生活がどのような「祈り」や「唱え言葉」によって包まれていたかを示す
、一つの貴重な資料となっている。現在では、1・2巻の編集者アレキザンダー
・カーマイケルの手法については批判があるものの、6巻の語彙編を除く、5巻
までを通覧すると、巻が進み、編者が変わるにつれ、編集方法の違いとともに、
「神への言葉」の存在がしだいに薄まり、本来のテクストが透けてみえるように
も思われる。それは、カーマイケルが当初ゲール語地域における「信仰の存在」
を世に示すことを念頭において編纂したのに対し、後の編者が、生活者の視点か
ら資料を検討して世に問うたこととも無縁ではあるまい。本発表では、アイヌ・
ユーカラにおける口承の伝統と『カルミナ・ガデリカ』における語りの方法を比
較し、双方におけるアニミズムの表現の共通点・相違点を考察したい。


個別報告3
「マビノーギにおける<カムリ/我々>の空間領域的布置」
The Topographical Conceptualisation of Cymru/We in the Pedeir Keinc
報告者 森野 聡子氏(静岡大学)
 マビノーギの「ウェールズの国文学」としての地位は、ウェールズの神話・伝承の集大成、中期ウェールズ語による偉大なる文学テクスト、ノルマン征服以前の伝統的ウェールズ社会の記録という、19世紀以来のマビノーギ受容を基盤とする。そこには、マビノーギに言語、世界観、文化・社会面で有機的につながった「我々世界」を見ようとするウェールズ知識人の眼差しが存在するが、そのような「一つのウェールズ」は物語の中にどのように成立しているのだろうか。マビノーギにおける「我々世界」の単位と空間的領域を分析することで、中世ウェールズの現実の「我々世界」と、文学という制度が醸成する「我々意識」の関係について考察する。


個別報告4
「初期アイルランド文学におけるgeis(タブー)の伝統について」
  “Consideration of the geis tradition in early irish literature”
報告者 平島 直一郎 氏
 初期アイルランド文学作品中には、特定の国・人々・身分・個人・動物に対してさまざまなgeis(sg.)/gessa(pl.)「タブー・禁忌」が存在したことが記されている。その中で、人々や王などの特定の身分に対するgeisの多くは、伝統社会の中で古来より受け継がれてきたものとみなすことができる。その一方、geisの一部は後世の創作と考えられる。とくに個人に対するものは物語の進行に重要な役割を果たす小道具として登場するように思われる。
 本報告では、現存するgeisに関する記述から、まず本来どのような性質のものであったのかを探り、さらにとくに『ダ・デルガの館の崩壊』Togail Bruidne Da Dergaと『クアルンゲの牛捕り』Táin Bó Cúailngeの中に現れるgeisを中心に物語におけるgeisを検証することで、現実に存在したものと物語の中で創作されたものとを比較して違いを明らかにするとともに、どのような経過を得てこのような創作が行われるようになったのかを考察してみたい。


個別報告5
「現代カムライグ語の「文章語」発音と「会話」発音」
 Pronunciation of literary Welsh and colloquial Welsh
報告者 小池 剛史氏(大東文化大学)
 現代カムライグ語(ウェールズ語)の正書法は、原則的には『カムライグ語正書法』(Orgraff yr Iaith Gymraeg, University of Wales Press, 1928)にまとめられた綴り字の規則に従っている。正書法を決めるに当たって、『正書法』考案者たちは、単語の綴り方を決める前にまずその単語の発音の仕方を決めなければならないと述べ、彼らが選んだ単語の発音はynganiad llenyddol「文章語としての発音」であった。彼らはカムライグ語の使用領域を、単に話し言葉・書き言葉の二つではなく、話し言葉の中でも会話中の発音と、文章語としての発音(朗読の際など)に分けて、後者の発音に応じた綴り字を考案した訳である。つまり、ある単語の綴りから推測される発音は、当然「会話中の発音」とは異なることがあるわけである。
 カムライグ語話者による日常会話の中での単語の発音は、同じ単語を書かれたものを読む場合とは、どのように異なるのだろうか?綴り字通りに(つまり「文章語」として)発音するのか、あるいは会話の中での発音の通りに発音するのか?「会話の発音」と「文章語の発音」がどのように乖離しているかを、今夏現地での調査を通じ、パイロットスタディとして検証する。



日本ケルト学会 会員総会
審議事項
 1 代表幹事代行に関する件  
 2 学会本部届出の件  
 3 その他
   報告事項

日本ケルト学会第28回大会 会場案内

(1)大会の会場
  北海学園大学豊平キャンパス6号館C30番教室
   〒062-8605 札幌市豊平区旭町4丁目1番40号 TEL.011-841-1161(代表)
    http://www.hokkai-s-u.ac.jp/index.html (大学ホームページ)

 〔アクセス方法〕
   http://www.hokkai-s-u.ac.jp/annai/access.html
   JR新千歳空港駅からJR札幌駅下車(乗車時間:36分)→徒歩5分
   →地下鉄・東豊線「さっぽろ」駅乗車(乗車時間:6分)
   →「学園前」駅下車→3番(北)出口(6号館直結)    
   *改札口からエスカレータで地上階(6号館)→エレベータで3階へ

  *JR時刻表
   http://www.jrhokkaido.co.jp/network/jikoku/jikoku7_2.html#2


   新千歳空港から空港連絡バス(札幌都心行き「福住駅経由」に乗車)
   →地下鉄「福住(ふくずみ)」駅下車(乗車時間:50分)
   →地下鉄東豊線乗り換え→「学園前」駅下車(乗車時間:6分)→3番(北)出口(6号館直結)

  *連絡バス時刻表
   http://www.chuo-bus.co.jp/highway/course/shinchitose/index.php

 





投稿者: webmaster 投稿日時: 2008-8-16 0:01:34 (1519 ヒット)

東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究プロジェクト「多言語状況の比較研究」の第2回研究会が以下の要領で開かれます。

【日時】2008年10月25日(土)13:30-18:30
【場所】AA研大会議室(303号室)
【報告】
    梶茂樹(AA研共同研究員・京都大学)
    「言語はみんな少数だ?アフリカから見る言語と社会」
    コメンテータ:砂野幸稔(AA研共同研究員・熊本県立大学)
    
    柘植洋一(AA研共同研究員・金沢大学)
    「文字は誰のものか??エチオピアの無文字言語の文字化をめぐって」
    コメンテータ:乾秀行(山口大学)

    若狭基道(AA研共同研究員・明星大学非常勤)
    「ウォライタ(エチオピア)の多言語使用状況」
    コメンテータ:乾秀行(山口大学)

プロジェクト詳細は
http://aa.multilingualism.googlepages.com/
まで。


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2008-6-15 20:57:26 (1456 ヒット)

ヨーロッパ地域問題研究会(第25回)のご案内

第25回研究会を以下の要領で開催させていただきます。
今回正式なご連絡が遅れたこと、お詫び申し上げます。
よろしくご参集のほどお願い申しあげます。
(本メールは自由に転送いただいて結構です。)

           記

日時 2008年7月12日(土)14:00〜17:30
場所 東京外国語大学本郷サテライト・7階セミナールーム
     東京都文京区本郷2-14-10
     Tel:03-5805-3254 Fax:03-5842-8377
          (週末のため当日はつながりません)
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/hongo.html

論題 1.小川敦氏(一橋大学・院)
      「多言語社会ルクセンブルクとルクセンブルク語の問題」
   2.寺尾智史氏(神戸大学)
      「権威主義体制下における少数言語の扱われ方
―ポルトガルにおけるミランダ語をめぐって」

☆ どなたでも来聴可能です(参加費無料)。

----------------------------
ヨーロッパ地域問題研究会事務局 


* メールアドレスが変わった方、研究会案内の不要な方は事務局まで
  ご連絡ください。


投稿者: hirshoji 投稿日時: 2008-5-15 22:41:00 (1320 ヒット)

2008年5月31日(土) 午後1時30分−5時30分 
国立民族学博物館 4階 特別研究室 
(来館者は民博職員通用門から守衛室受付をとおりエレベータで4階まで)
<発表者とテーマ>●
報告者1   前田達朗 
   (大阪大学大学院文学研究科)
報告タイトル:  「在日」の韓国留学
<要旨>
本発表では韓国に留学するという言語学習としてはもっとも効果的だと考えられる方法をとっている「留学生」を対象に行った調査票調査、参与観察、インタビューの結果から、「所与のもの」として扱われ、疑われることのなかった言語イデオロギーについて考える。

●報告者2   一瀬陽子
  (大阪大学大学院言語文化研究科修了生)
報告タイトル:  津田左右吉の日本語論
<要旨>
記紀論を中心に古代史家として名声を得ていた津田左右吉(1873ー1961)は昨今、民主主義と天皇制の共存を語った人物として再評価されつつある。本発表では、戦後、どちらかといえば孤高の地位に追いやられていた彼が、「言語学の素人」の立場から書いた日本語論を紹介する。
////////////////////////////////////////////////////////////
始めての方も歓迎します。出席予定の方は、準備の都合上、 かならずメールで事務局まで、ご通知ください。会場は民博の4階にあります。来館者は職員通用口を通り、守衛室で本研究会参加を告げ、来客カードを受け取ってください。その際この案内のコピーがあれば、便利です。モノレール万博公園駅から来る際、通過する自然文化園は有料(250円)ですが、モノレール万博東口からは自然文化園を経由せずに来館できます。日本庭園前駐車場を経由し民博への専用門から直接民博へ向かってください。研究会への連絡、質問は事務局へ直接お願いします。本研究会は民博事務とは一切関係ありません  
事務局:庄司博史   メール: hirshoji@idc.minpaku.ac.jp 
電話:06-6878-8299(直) fax 06-6878-7503(研究部庄司) 研究会ホームページ http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/ 
民博(交通機関):民博(交通機関)    :http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2008-1-18 18:50:21 (1669 ヒット)

2008年東海大學日本語文學系国際シンポジウム
『ことば・ひと・越境』
『語言/人 越境時』

《ご案内》

本會備有中日文同步口譯‧中文資訊請參照本系網頁
主催: 東海大學日本語文學系
協賛:行政院國家科學委員會・教育部・財団法人交流協会
   東海大學研究發展處・東海大學學術發展文教基金會
   東海大學國際教育合作室
開催日:2008年 3月8日(六)〜9日(日)
会場:東海大學人文大樓茂榜廳
―――――――――――――――――――――――――――
特別基調講演
講演者:蔡茂豐(東吳大學客座教授)
演題: 「『国語』強制の下における方言抑圧―台湾の場合―」

講演者:原聖(女子美術大学教授)
演題:「ことば・ひと・越境―ヨーロッパにおける事例を中心に―」

論文発表
総合討論

(1) 渋谷謙次郎(神戸大学)
  「ことば・ひと・越境―言語権的観点から―」
(2) 荒井幸康(北海道大学)
  「ソヴィエト初期の言語政策と少数民族の言語―ダイグロッシアの崩壊、言語の融合、民族言語のロシア化―」
(3) 松永稔也(東海大學)
  「ことば・ひと・越境―フィリピンにおける言語政策から―」
(4) 岡典栄(一橋大学)
  「国語と母語の相克、母語の困難・・・日本手話の場合」
(5) Patrick Heinrich (University of Duisburg-Essen)
  「琉球における『ことば』と『想像の共同体』の編成」
(6) 汪明輝(臺灣師範大學) 
  「族語教學學校化之再省思:尋找一種生活現場、免費的口說族語」
(7) 高田峰夫(広島修道大学)
  「バングラデシュにおける『母語』と英語の相克―ベンガル語運動の栄光とグローバル化の中での矛盾―」
(8) 金田智子(国立国語研究所)
  「『生活者』に必要な日本語:目標基準の開発に 向けて」
(9) 李惠敏(University of Essex)
  「對台灣的大學語言科系教育的一些反思」
(10) 古川ちかし(東海大學)
  <越境に伴うことばの教育をめぐって>パネリスト

1.中国語・日本語の同時通訳を行います。(將在網頁中追加中文資料)
2.その他詳細はホームページをご参照ください。
 http//www2.thu.edu.tw/japan/chi/frame/home.htm
3.お問い合わせ: 
 TEL:(04)2359-0121 EX 31701〜31703 FAX:(04)2359-0258 呂佩芬(助手)
 Email: japan@thu.edu.tw 
 407-99台中市台中港路三段181850信箱 東海大學日本語文學系


投稿者: hirshoji 投稿日時: 2007-11-30 16:24:33 (1818 ヒット)

多言語化現象研究会 第32回研究会のお知らせ ・・・
 2007年12月8日(土) 午後1時30分−5時30分
 国立民族学博物館(大阪吹田市) 2階 第3セミナー室
(正面入り口から二階階段のぼったところ)
●報告者 平英司(関西学院大学言語コミュニケーション文化研究科修士課程・
独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構)        
題名: 「日本手話をとりまく最近の動向」
<要旨>言語学や脳科学等の研究の成果から日本手話が自然言語であるという説が広まりつつあり、来年春には日本において初めて日本手話を教育言語とするろう学校が設立されるなど、今、日本手話をとりまく状況が大きく変わりつつあります。日本手話をとりまく最近の動向について、実践者、研究者の立場から紹介させていただきます。 
●報告者 安田敏朗(一橋大学大学院社会言語学科)
題名:国語審議会とは何だったのか−『国語審議会 迷走の60年』(講談社現代新書、2007年)の紹介をかねて− 
<要旨>11月末に『国語審議会 迷走の60年』という本を刊行します。私のあずかりしらないところで作成された、出版社による紹介文には以下のようにあります。
「『正しく、美しい』国語をめぐるドタバタ劇は敗戦からはじまった。漢字制限、仮名遣い、敬語……。みんなが従うべき規範をいったいどこに求めたらいいのか。面白くてやがて哀しい、もうひとつの戦後史。」
 販売戦略とはおそろしいもので、この本のどこを読んでも、「ドタバタ劇」も、「面白くてやがて哀しい」ところもありません。ましてや「みんなが従うべき規範」なんてなくてかまわないと私は考えています。ともあれ、一見われわれの生活とは関係ないようにみえる国語審議会ですが、現行の表記法をしらぬまに決めているなど、存外あなどれない存在でした。しかしながら、その歴史をおってみると、時流の後追いをするばかりで、積極的に政策答申を出していた時期はきわめて限られています。こうした歴史をおいかけ、また審議会の議論にみられる国語観や敬語観をとりあげながら、国家にとって言語政策のもつ意味などを考えていきたいと思います。 
////////////////////////////////////////////////////
はじめての方も歓迎します。出席予定の方は、準備の都合上、かならずメールで事務局まで、ご通知ください。民博は一階と二階の一部が無料ゾーンで、二階の研究会場へは正面玄関から受付を通さず無料で直接はいることができます。
事務局 庄司博史   メール: hirshoji@idc.minpaku.ac.jp
研究会ホームページ http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/
民博(交通機関):民博(交通機関)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html


投稿者: webmaster 投稿日時: 2007-11-12 10:13:22 (2065 ヒット)

第41回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2007年12月1日(土)午後1時〜5時
○場所 女子美術大学杉並キャンパス1号館2階第1会議室
*女子美術大学杉並キャンパスへの行き方:
地下鉄 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8分 地図は以下のアドレス参照。
http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami.html

<報告1> 浜井祐三子(北海道大学) 
移民と言語:イギリスの場合〜「多様性との権利」と「統合の義務」との間で

要旨:第二次世界大戦後、旧植民地からの移民流入により生じた、多民族・多文化的状況への対応として、イギリスでは「多文化主義」的な政策枠組が一定程度の認知を受けているが、これまで「多言語主義」的教育施策、特に二(多)言語教育や英語以外の第一言語を持つ子供たちへの対応において、イギリスの教育システムにはエスニック・マイノリティの伝統的言語(しばしば「コミュニティ言語」と称される)を多文化社会の「資源(リソース)」として肯定的に評価し、積極的に維持推進しようとする姿勢が欠けていると指摘されてきた。近年、労働党政権下における「内包(inclusion)」政策のもと、また、難民の受け入れやEU内からの移民流入によりイギリス社会の多言語性の度合いがさらに深まる中で、従来の「コミュニティ言語」というカテゴリー自体が見直しを迫られるとともに、教育現場において多言語使用を積極的に認め、「主流校」とコミュニティ言語の教育を実質的に担う「補習校」との連携を深めることにより、エスニック・マイノリティ子弟の成績不振に対処しようとするような動きも見られる。その一方で、「言語教育」、特に第二言語教育の危機的状況が指摘されており、また近年(特に2005年7月のロンドン地下鉄テロ事件以降)多文化主義の見直し議論が活性化する中で、「英語」を国民統合の象徴として移民による英語の習得を義務化する傾向も強まっている。本報告では、イギリスにおける移民の言語使用が「多様性への権利」と「統合の義務」という二つの軸に引き裂かれる現状を紹介し、多文化社会における移民マイノリティの言語の権利のあり方について考えてみたい。


<報告2> 松浦明(財団法人日本のローマ字社常務理事)
「日本のローマ字運動の歴史と現在のローマ字運動が抱える諸問題」

要旨:これまでローマ字運動にかかわってきた立場から、前半は、実物を示しながら、私の曽祖父でローマ字運動に一生を捧げた田中館愛橘を中心にローマ字運動の歴史をふりかえり、後半は、現在私たちがローマ字運動をすすめていくうえで感じている有利な点と不利な展を分析します。未来へむけての展望と参考文献の紹介で話をしめくくることにします。自由にご意見やご批判をだしていただき、運動の糧にしたいと思います。

〜〜〜〜

例会案内担当・木村護郎 g-kimura@sophia.ac.jp


投稿者: webmaster 投稿日時: 2007-6-21 7:02:37 (1402 ヒット)

シンポジウムのご案内

上智大学ヨーロッパ研究所では、下記の通り、
国際シンポジウムを開催いたします。
ご参加をおまちしております。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第5回新渡戸記念国際シンポジウム 
「ヨ ― ロ ッ パ 言 語 と ア ジ ア 圏
言 語 政 策 の 過 去 ・ 現 在 ・ 未 来」

日時
2007年8月2日(木)・3日(金)

会場
上智大学四谷キャンパス・2号館17階会議室(2-1702)
四谷キャンパス地図:
http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya

主催
上智大学ヨーロッパ研究所
世界言語問題調査記録センター
(財)日本エスペラント学会

プログラム概要(詳細は末尾)
8月2日 (9:30-17:30)
1.開会講演
「新渡戸稲造の架け橋の思想と補助言語」
2.主題講演と討論 
「アジアにおける言語政策の課題と挑戦」
3.パネルディスカッション 1 
「アジアの近現代におけるヨーロッパ言語の役割と展望」

8月3日 (9:30-17:30)
4.パネルディスカッション 2 
「アジアにおける英語−土着化と抵抗」
5.パネルディスカッション 3 
「アジアにおけるアイデンティティ、トランスナショナリズムと言語権」
6.総合討論「多様性の尊重と橋渡しの可能性」

プログラムの詳細は:
http://www.info.sophia.ac.jp/g-areas/nitoneprogrammjap.htm

使用言語
日本語、エスペラント、英語(同時通訳あり)

参加費
無料

参加登録
(参加は事前の申し込みが必要)
氏名、住所、職業、電話番号、メールアドレスを記載のうえ
メール、ファックスまたはハガキで下記まで。
申し込み締め切り6月30日(土)
(締め切り後も可能な限り受け付けますが、参加を保証するものではありません)

問い合せ
上智大学ヨーロッパ研究所
住所:102-8554東京都千代田区紀尾井町7-1
電話・ファックス 03-3238-3902
電子メール:nitobe2007@gmail.com
URL:http://www.info.sophia.ac.jp/g-areas/nitobe2007-j.htm
(日本語)
http://www.info.sophia.ac.jp/g-areas/nitobe2007.htm
(English/Esperanto)



投稿者: webmaster 投稿日時: 2006-12-15 10:48:54 (1746 ヒット)

シンポジウム『日本におけるバイリンガル教育と複言語主義』

ヨーロッパ評議会が提唱する「複言語・複文化主義」は、日本ではまだなじみの薄い概念である。ヨーロッパと社会文化的背景を異にする日本では、そもそも複言語・複文化という概念が意味を持つ状況にあるのだろうか。またこの概念は世界の各地で行われているバイリンガル教育とどのような関係にあるのだろうか。

 外国語教育研究センターでは、学術フロンティア研究拠点として、この4月より「行動中心複言語学習プロジェクト」(AOPプロジェクト: Action Oriented PlurilingualLanguage Learning Project) に取り組んでいる。その一環として開催する本シンポジウムでは、この2点について明らかにしたい。

日時: 2006年12月16日(土)14:00-17:30
場所: 日吉 第4校舎J19教室
http://www.keio.ac.jp/access/ac_hiyoshi.html
http://www.keio.ac.jp/access/hiyoshi.html

==================== プログラム ====================

▼第1部 (14:00-15:45)講演

中島 和子 (名古屋外国語大学外国語学部)
「バイリンガリズムと母語・外国語教育」

平高 史也 (総合政策学部)
「多言語社会における複言語主義と外国語教育の可能性」

▼休 憩 (15:45-16:00)

▼第2部 (16:00-17:30)パネルディスカッション
「日本におけるバイリンガル教育と複言語主義」

パネリスト:
跡部 智 (普通部)
中島 和子 (名古屋外国語大学外国語学部)
中山 純 (経済学部)
平高 史也 (総合政策学部)
安井 綾 (学習院中等科) (50音順)

司会:境 一三 (外国語教育研究センター副所長)


投稿者: webmaster 投稿日時: 2006-11-19 9:40:57 (1530 ヒット)

海外日系人協会 第2回交流会テーマ 「言語・文化継承の課題解決に向けて」

○日時:平成18年11月26日(日)10:00〜16:15 (懇親会16:30〜17:30)

○場所:JICA横浜
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-1(http://www.jica.go.jp/yokohama/jimusho/index.html#map)

○プログラム
10:00 開会
10:05 全体問題提起 「日系の子どもが直面する現実」 佐々木倫子さん(桜美林大学大学院教授)
 日系の子どもたちがどのような現実に直面しているかを、家庭、学校、地域、行政の視点から考えてみたいと思います。
 そして、どのような課題があるかを整理し、国内・国外の連携の中で、今、何ができるか、何をすべきかの整理を試みたいと思います。

11:00 報告
1.「文化のルーツを探る」 梅田玲子さん (IAPE=外国人児童生徒保護者交流会スタッフ、潮田中学校国際教室 担当教員)
 オキナワにルーツを持つ日系の子どもたちが沖縄を訪ねて、自分のルーツを知るという活動をしています。
 その報告とともに、母語学習に取り組んでいる様子について発 表します。

2. 「バイリンガル教員の活動」 末永サンドラ輝美さん (群馬県太田市バイリンガル教員)
 群馬県太田市には多くの外国人児童生徒が在籍しています。
 そこで活動しているバイリンガル教員の取り組みについて報告します。

3. 「移住地における日系の子どもたちの教育」 桜井綾さん (ボリビア・オキナワ第一日ボ校日本語部教師)
 ボリビアにあるオキナワ第一日ボ校では、移住の歴史教育を行っています。
 実際に行った活動の報告とともに、ボリビア・沖縄・日本の3つの文化が混在したチャンプルー
 (沖縄方言で「混ざり合う」)文化の中で生きる子どもたちの様子を紹介します。

12:30−13:30 昼食休憩
13:30 ワークショップ
 日系児童生徒を取り巻く様々な問題について「学校」「地域」などの分科会を作り、さらにその中で、
 5,6人の討議グループに分かれます。参加者全員にどこかのグループに所属していただき、
 それぞれの領域で典型的だと思われる事例をとり上げて、課題解決型の活動に取り組んでいただきます。
 日本在住、南米在住の参加者が協働的に課題に取り組むなかで、今後の課題解決の方向性を見つけていきたいと考えています。

15:30−15:45 コーヒーブレイク
15:45 継承日本語教育センターからの報告 中元 司郎 (継承日本語教育センター長)
   全体報告(各分科会リーダー)

16:30− 懇親会 有料(参加費とは別に1,000円かかります)・希望者のみ

○参加費 1,000円(当日お払いください)

○参加申込:以下の事項を記入の上、nihongo@jadesas.or.jpへお送りください。
また、HP(http://www.jadesas.or.jp)からも申し込みできます。

・氏名(ふりがな):
・住所:〒

・電話:
・FAX:
・e-mail:
・職業・所属先
・懇親会(有料1000円):出席または欠席のいずれか

○問い合わせ先:(財)海外日系人協会 継承日本語教育センター
担当:土方(ひじかた)、中井
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜2階
TEL:045-211-1788
FAX:045-211-1781
E-mail:nihongo@jadesas.or.jp


投稿者: hirshoji 投稿日時: 2006-11-19 9:33:05 (1606 ヒット)

多言語化現象研究会 第30回研究会
2006年11月25日(土) 午後1時30分ー5時30分
国立民族学博物館(大阪吹田市)
2階 第3セミナー室
(正面入り口から二階階段のぼったところ)

<発表者とテーマ>
●報告者 
宮本愛梨 (放送大学大学院 文化科学研究科)
報告タイトル:
「在日ヒスパニックとエスニック・メディア―災害を越えて― 」

●報告者: 
寺尾智史(京都大学大学院人間・環境学研究科)
報告タイトル:  
「 アラゴン語の現状と保全運動−−ピレネー山脈と"大地方言語"の狭間で 」
(詳細は研究会ホームページ http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/
///////////////////////////////////////////////////
はじめての方も歓迎します。出席予定の方は、準備の都合上、かならずメールで事務局まで、ご通知ください。民博は一階と二階の一部が無料ゾーンで、二階の研究会場へは正面玄関から受付を通さず無料で直接はいることができます。
事務局 庄司博史   メール: hirshoji@idc.minpaku.ac.jp
電話:06-6878-8299(直)
民博アクセス(交通機関):http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html


投稿者: webmaster 投稿日時: 2006-10-15 15:02:30 (1489 ヒット)

第9回  応用言語学セミナー
テーマ 「多言語社会としての日本」

12月9日(土) 午後:講演  
13:00  受付開始 司会:田中典子
13:30− 開会の挨拶:小池生夫(応用言語学研究科長・明海大学教授 )
13:40−14:40 井出祥子(日本女子大学教授)「多言語社会の中の日本語と場の文化」
14:50−15:50 本名信行(青山学院大学教授)「英語の 多文化化と異文化間リテラシー〜アジア 英語を中心に〜」
16:00−17:00 庄司博史(国立民族学博物館教授)「日本の多言語状況−何がかわったのか、何がかわるのか」
17:10−18:10 井上史雄(明海大学教授 )「 格差社会の 経済言語学 ―― 言語景観から見た日英対立 ――」

18:20− 懇親会(明海ニューマリーンズ)  司会 :桜井隆


12月10日(日) 午前 : 講演  
10:30  受付開始 司会:井上史雄
10:45−12:00 小池生夫(明海大学教授 )「 外国語教育 の世界的動向と日本の外国語教育政策 」

12:00−13:30  昼食

12月10日(日) 午後 : シンポジウム
13:30−16:30 「 多言語社会としての日本――日本の外国語教育をめぐって――」 モデレーター :田中典子(明海大学教授 )
 パネリスト :
 ダニエル・ロング( 首都大学東京教授 )「小笠原英語を手がかりに」
 加藤晴子(明海大学助教授 )「日本の中国語話者と中国語教育」
 桜井隆(明海大学教授 )「 現代日本の言語の多様性と外国語教育 ・母語教育」
 山下暁美(明海大学助教授 )「海外の日本語・国内の外国語」

16:30  閉会の挨拶 :井上史雄


投稿者: hirshoji 投稿日時: 2006-7-25 10:49:37 (1536 ヒット)

 2006年7月29日(土) 午後1時30分ー5時30分
 国立民族学博物館(大阪吹田市) 2階 第3セミナー室
   (正面入り口から二階階段のぼったところ)
    http://www.r.minpaku.ac.jp/hirshoji/tagengo/

●報告者 庄司博史【国立民族学博物館)
題名:  京阪神における多言語景観―2005年度まちかど調査から
 
●報告者 安田敏朗(一橋大学大学院社会言語学科)
題名: 『辞書の政治学』をめぐって

//////////////////////////////////////
出席予定の方は、かならずメールで事務局までご通知ください。
メール: hirshoji@idc.minpaku.ac.jp
電話:06-6878-8299(直) fax 06-6878-7503(研究部庄司)
民博(交通機関):民博(交通機関)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html


投稿者: webmaster 投稿日時: 2006-6-8 14:12:57 (1785 ヒット)

大会テーマ:グローバリゼーションと言語問題(2)



日時:2006年6月18日(日)10:00−17:15
会場:早稲田大学22号館(国際会議場/中央図書館ななめ前)
最寄駅 JR山手線高田馬場駅 地下鉄東西線早稲田駅
参加費・予稿集:会員無料/非会員3000円/非会員の大学院生1500円
 
受付      22号館 202教室    9:30−    
開会式     22号館 202教室   10:00−10:15 
総合司会    飯野 公一(早稲田大学)
開会の辞    橘 好碩 会長代行(國學院大學)
開催校挨拶   会場校代表(早稲田大学)


発表 10:15−12:15 

<研究発表・事例研究> 

 言語政策と教育に関する研究発表【22号館201教室】
 司会:佐々木 倫子(桜美林大学)
 (1)研究発表 次世代言語教育政策の展望と新たな評価論研究の提言
    −コミュニケーションを重視した言語・外国語教育とは何か−
    山中 司(慶応義塾大学大学院生)
    鈴木 佑治(慶応義塾大学)

 (2)事例研究 国が教育言語としての手話を認めるには?
    −「手話教育の充実を求める意見書」の意義−
    長谷部 倫子(桜美林大学言語教育研究所客員研究員)
    玉田さとみ・中村成子(全国ろう児をもつ親の会)

          
 司会:李 守(昭和女子大学)
 (3)事例研究 中国深?市における初等英語教育の取組と課題 
    −南山外国語学校およびその周辺校の英語教員への聞き取り調査から−
    猿橋 順子(青山学院大学非常勤講師)

 (4)研究発表 韓国における日本語教育政策
    −第七次教育課程期の日本語教師確保の問題を中心に−
    金 英美(拓殖大学大学院生)


 言語問題・言語使用に関する研究発表【22号館203教室】
 司会:仲矢 信介(長崎外国語大学)
 (1)事例研究 言語状況を見る視座としてのウクライナ・センサス
    〆木 裕子(大阪大学大学院生)

 (2)事例研究 実践共同体における言語選択とアイデンティティの構築
    −ブラジルのある日系人移住地を事例として−
    渡辺 伸勝(関西学院大学大学院生)

 司会:張 平(桜美林大学)
 (3)研究発表 多言語話者のコード選択における言語管理
    −在日中国朝鮮族の多言語使用を中心に−              
    高 民定(千葉大学)

 (4)事例研究 中国四川省涼山イ族自治州における言語生活
    −ナムイ語話者を例として−
    西田 文信(麗澤大学)


<パネル発表>

 日本言語政策学会・早稲田大学共催パネル【22号館202教室】
 留学教育と言語教育政策:大規模校からの問題提起
 宮崎 里司 司会進行(早稲田大学)

 受け入れ側の理念 日本語教育の立場から
 飯野 公一(早稲田大学)     

 留学と言語政策−早稲田大学国際教養学部での試み−
 楊 立明(早稲田大学)      

 留学と言語政策−日中留学生の文化変容における言語環境の要因−
 菊池 真美(早稲田大学)     

 ユニバーサル化時代における留学準備教育の意義と言語習得

 

 休憩          12:15−12:45 
 総会 22号館 202教室 12:45−13:15 
 講演 22号館 202教室 13:20−15:50 

 司会:飯野 公一(早稲田大学)

 バトラー 後藤 裕子 (ペンシルバニア大学)13:20−14:00
 小学校での外国語教育政策
 −グローバルとローカルをどのように融合するのか−

 ジェームズ・トールフソン(ワシントン大学 使用言語英語)14:00−14:50
 杉野 俊子(防衛大学校 通訳)
 Language Policy and Minority Children at School
 −Medium of Instruction Policies−
 (学校におけるマイノリティ児童生徒と言語政策)


 休憩  14:50−15:00
 鈴木 孝夫 (慶応義塾大学名誉教授)  15:00−15:50
 不沈戦艦幻想を捨てよう
 −今日本になぜ対外言語戦略が不在なのか−

 休憩   15:50−16:00 

 シンポジウム 22号館 202教室 16:00−17:30 

 「公共哲学」と言語政策
  木村哲也 司会進行(杏林大学)
  言語政策から「公共哲学」への問い
  −人類が共歓できる言語政策の構築は可能か−
 
 山脇 直司 (東京大学)
 「公共哲学」とは何か−グローバルからグローカルへ−

  金 泰昌 (公共哲学共働研究所)
 「公共哲学」から見た日本の言語状況

 原 聖 (女子美術大学)
 多言語社会論の意義と課題

 閉会式 22号館 202教室  17:30−    
 閉会の辞 田中 慎也(前会長代行)

 懇親会 早稲田大学国際会議場3階 17:45−19:30 
 司会 宮崎 里司(早稲田大学)
 懇親会費 3,500円


投稿者: webmaster 投稿日時: 2006-5-21 4:43:56 (1666 ヒット)

続・ダブルリミテッド/一時的セミリンガル現象を考える
―ジム・カミンズ教授に訊く―

2006年6月13日(火)午後5時〜7時
名古屋外国語大学511教室

外国人児童生徒とろう児の言語・学力問題に焦点を当て,つぎのような質問を中心に,世界的権威であるジム・カミンズ教授を迎えて,理論面,政策面,実践面にわたって考えます。

質問1 就学前状況によって日本語も母語も不十分なまま入学する外国人児童生徒の言語発達遅滞(ダブルリミテッド/一時的セミリンガル現象)の要因とその解決方法
質問2 L2習得に役立つL1の認知学習言語面を、母語の文法をることだと考える人がいるが、どう説明したらいいか(BICS/CALP説)
質問3 L1学習機会が保障されず、L2のみの教育を強要される日本の外国人児童生徒の場合、L2からL1への転移は望めないのか。L1支援をどのように、どのぐらいすればL2の強化につながるのか?(2言語相互依存説・言語共有基底説・氷山説)
質問4 言語共有基底説は音声言語間のみで,モードの違う手話と読み書きの間では援用できないという意見があるが,両者に違いはあるのか? 援用可能であるという実証的研究にはどのようなものがあるか?

使用言語:英語(通訳つき)

JIM CUMMINSーBICS/CALP (言語能力の分析),2言語共有説・氷山説(母語と外国語の発達上の関係)など画期的な理論で世界的に知られる,バイリンガリズム、マイノリティー言語児童生徒教育の権威。
アルバータ大学博士号(教育心理学)。
トロント大学大学院教授。
主著書:Bilingualism and Special Education (1984),
Empowering Minority Students (1989),
Negotiating Identities: Education for Empowerment in a Diverse Society(1996),
Language, Power, and Pedagogy: Bilingual Children in the Crossfire (2000) ほか

申込み不要 会場に直接おいでください

名古屋外国語大学外国語学部日本語学科  母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会 共催
この研究会は科学研究費補助金(基盤研究B「外国語習得と母語との関係―セミリンガル現象の要因と教育的処置に関する基礎的研究」[課題番号15320075 代表者:中島和子])によって開催されます

 問い合わせ先 名古屋外国語大学日本語学科 (事務室) 0561−75−2699
                      (担当者) makion@gakushikai.jp
名古屋外国語大学へのアクセスは大学ホームページ
http://www.nufs.ac.jp/
をご覧ください。

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会 事務局 佐々木 倫子


« 1 ... 3 4 5 (6) 7 8 »