在日朝鮮人研究会西日本部会第29回例会のご案内をお送りします。多数のご参加を
お待ちしています。また、お知り合いやメイリングリストなどへのご宣伝お願いしま
す。転送大歓迎!
■在日朝鮮人研究会西日本部会第29回例会
■2005年7月30日(土)16:00?18:30
■ココプラザ(大阪市立青少年文化創造ステーション)
JR新大阪駅東口より東南へ徒歩5分 06-6637-5421
http://www.kokoplaza.net/
■資料代:会員/学生無料・一般500円
■報告:加藤真理子さん(関西学院大学大学院総合政策研究科)
「「民族祭り」の社会的機能に関する一考察 ‐在日外国人と日本人との相互理解をめざして‐(仮)」
現在、日本における外国人人口は増加の一途をたどっている。このような背景のもと、日本各地で民族的な祭り(イベント)が行われている。それぞれの祭りには、発生した時代やその背景、祭りの主催者、公的な団体の参加・不参加、参加者、観客などさまざまな点で相違しており、多様である。このような、多様な性格をもった「民族祭り」を比較研究することで、その祭りの目的、関わる人々の意識、その意識の変容を浮かび上がらせることが可能ではないだろうか。そもそも祭りにはさまざまな社会的機能が考えられるが、そのひとつとして、疎遠になりがちなお互いの心をかよわせ、共同体成員としてのつながりを深めるために大きな役割を果たすことが挙げられる。歌や踊りが一同の心をひとつにまとめ、連帯感を深める働きが備わっているといえる。この点において、「民族祭り」の開催がきっかけとなり、地域に暮らすさまざまな文化的背景をもつ人々の存在を知ることができる。外国人が急増する日本社会における日本人と在日外国人との相互理解をより深めるためにも、「民族祭り」が果たす役割は大きいのではないだろうか。修士論文では、さまざまな「民族祭り」が日本人と在日外国人の相互理解を深めるためにどのような役割をもち、今後どのように展開されうるのかを検証していく予定である。今回はその中間発表として、日本における外国人問題のこれまでの概略とその中で発生してきたさまざまな「民族祭り」について紹介しようと思う。
また、8月以降、当研究会でご報告下さる方も募集しています。在日朝鮮人やマイノリティについての研究なら何でもかまいません。自薦・他薦をよろしくお願いします。
会員も募集中です。
年会費:一般5000円・学生3000円
(特典:『コリアン・マイノリティ研究』1部・例会参加資料代無料ほか)
=============================================
「多民族共生教育フォーラム・2005」賛同と参加のお願い
=============================================
<日時>2005年9月25日(日)10時30分〜26日(月)15時
<会場>神戸・私学会館(全体会)、神戸学生青年センター(交流会)
<主題>外国人・民族的少数者の教育権を実現しよう
<目的>
1.民族学校・外国人学校、それぞれの経験と現在直面している課題を共有する
2.上記の「課題」を、広く日本社会(および日本政府・国会・地方自治体)に発信する
3.阪神大震災を契機につくられた兵庫県外国人学校協議会の取り組みを共有する
4.この(第1回)フォーラムを契機に、学校間・市民団体とのゆるやかなネットワークを作り、学校間の情報交換、政府や自治体など関係機関への「共同要請」などを積み上げていく
<参加者>
(1)民族学校・外国人学校の教職員・保護者・卒業生
(2)外国人・民族的少数者の教育権に関心を寄せる市民、研究者、弁護士、NGO・NPО関係者
*今後の共同の取り組みに向けて率直かつ実質的な討論ができるように、参加人数150〜200人とする
<全体プログラム>
9月25日(日)
10:30〜17:00 全体会(私学会館)
18:00〜20:00 交流会-都道府県別の交流会(神戸学生青年センター)
(報告者および実行委員会、遠方参加者はセンターで宿泊=40人)
9月26日(月)
09:00〜15:00 外国人学校訪問(オプション)
<25日の全体会プログラム>
10:00 開場・受付
10:30〜10:40 開会あいさつ:林同春・フォーラム実行委員長
10:40〜11:10 「兵庫からの発信」
11:10〜11:30 基調報告:弁護士有志の会「外国人・民族的少数者の教育権とは」
11:30〜12:00 学校からの報告(1)
(1)朝鮮学校
(2)韓国学校
(3)中華学校
12:00〜13:00 昼食
13:00〜14:30 学校からの報告(2)
(4)ブラジル人学校:パウロさん
(5)ペルー人学校
(6)ELCC国際こども学校
(7)アメラジアン学校
(8)インターナショナルスクール
14:40〜16:40 パネルディスカッション「私たちの共同課題とは」
<司会>丹羽雅雄さん
<パネラー>田中宏さん/林同春さん/パウロさん/金東鶴さん/自治体(兵庫県あるいは大阪府)
16:40〜16:50 (目的2・3に沿って)まとめ
16:50〜17:00 集会アピール採択
*基調報告、学校からの報告、パネリストの関連資料は、当日配布資料に収録
*各学校からの報告内容などについて、事前に項目を決めて要請
*報告者以外で、当日参加してくれる学校については、紙上報告を呼びかける
<25日全体会の参加費>
1500円、学生500円、高校生無料(昼食と交流会費は別途)
ポルトガル語と英語の通訳を用意します。
http://ksyc.jp/taminzoku-f/index2.htm
************************************
■「多民族共生教育フォーラム・2005」申込書
8月末日までにFAX 078-821-5878か、Eメール hida@ksyc.jpあてにお送りください。
25日(1)全体集会 □参加 □不参加
*同時通訳が必要な方は □英語 □ポルトガル語
(2)交流会兼夕食 □参加 □不参加
(3)神戸学生青年センターへの宿泊 □必要 □不要
26日(4)学校訪問 □参加 □不参加
お名前
住所 〒
TEL/FAX/e-mail
************************************
■賛同のお願い
フォーラムを開催するにあたり、学校関係者への交通費補助や資料集の作成など、
多くの費用がかかります。ぜひ賛同のほうもお願いします。
賛同金●個人:2000円(参加券1枚つき)
団体:5000円(参加券2枚つき)
郵便振替口座番号● 00910−4−223286
口座名● 多民族共生教育フォーラム
8月末日までに、「名前か団体名」「住所」「口数」「名前の公表の可否」を明記し
て振り込んでください。
<主催>「多民族共生教育フォーラム・2005」実行委員会
(代表:林同春/事務局長:飛田雄一/事務局次長:師岡康子)
<後援>外国人学校・民族学校の問題を考える弁護士有志の会(共同代表:新美隆/
丹羽雅雄)、兵庫県外国人学校協議会など
<連絡先>神戸学生青年センター
〒657-0064 神戸市灘区山田町3-1-1 TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878
http://www.ksyc.jp
hida@ksyc.jp
関西で以下の研究会開催します。
・多言語化現象研究会 第24回研究会のお知らせ
2005年7月2日(土) 午後2時00分ー5時30分
国立民族学博物館 2階 第3セミナー室
(正面入り口から二階階段付近)
●報告者 金春男 (キム チュンナム)
(大阪府立大学大学院社会福祉学研究科)
題名:在日コリアン認知症高齢者への介護支援
-施設における「ケアワーカー」フォーカス・グループインタビューを通じて-
<要旨>
不自由な日本語、文化や生活様式の違いなどから日本の社会に馴染めないまま在日コリアン一世たちは、既に高齢期を迎えている。特に、認知症(痴呆)になると、以前はなしていた日本語が消え、韓国朝鮮語だけになってしまうこともよくある。このように周囲とコミュニケーションが困難になっても認知症のコリアンへの周囲の理解不足から、不安やストレスが増大し、症状を悪化させる高齢者も少なくない。そういった状況を踏まえ、介護スタッフへのグループインタビューを実施した。在日コリアン認知症高齢者への介護支援のため、配慮しなければならない点の調査の結果を基にし、これからの「適切なケア」のあり方を参加者と一緒に考えてみたい。
●報告者 寺尾聡 (テラオ サトシ)
(神戸大学大学院総合人間科学研究科)
題名:『ミランダ語‐辺境言語マイノリティの扱われ方』
<要旨>
1998年のポルトガル国会での「言語」としての承認を経て、ポルトガルにおける言語多様性のシンボル的存在となった「ミランダ語」について、以前は言語単一性が主張されていたポルトガルに認められるその他の言語多様性とあわせ概観する。そして、こうした例を通じて、「支配と従属」という政治的な構図を援用した言語分類の限界と、現象に応じ分類のパラダイムを超えた「言語共同体」の取扱いが必要となることを考察する。
/////////////////////////////////////////////////////
始めての方も歓迎します。出席予定の方は、準備の都合上、メールで事務局まで、ご通知ください。民博は一階と二階の一部が無料ゾーンで、二階の研究会場へは正面玄関から受付を通さず直接はいることができます。万博自然文化園は有料(250円)ですが、モノレール万博東口からは自然文化園を経由せずにこれます。研究会への連絡、質問は事務局の庄司へ直接お願いします。本研究会は民博事務とは一切関係ありません。
事務局 庄司博史 メール: hirshoji@idc.minpaku.ac.jp
電話:06-6878-8299(直) fax 06-6878-7503(研究部庄司)
研究会ホームページ http://homepage2.nifty.com/tagengo/
民博(交通機関):民博(交通機関)
:http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access.html
原聖です。
関連学会ということでもありませんが、3月の沖縄例会で報告していただいた比嘉さんからニュースが届いています。10日ほど前のニュースになりましたが、投稿しておきます。
------------------------------------------
はゐさゐ光龍やゐびん
このメールは添付ファイルを付けたメールです。
ウイルスではねられる可能性もあると思いもう一つ送らせて貰いました。
もし時間がありましたらコピーアウトしどんどん宣伝御願いします(笑)
あつかましくてすいません(笑)
比嘉光龍
実はラジオ番組を持つ事になりました。
沖縄のAM放送は2つのラジオ局しかありません。
ひとつは琉球放送で、もうひとつが、ラジオ沖縄。
私はこのラジオ沖縄で番組を持つ事になりました。
ラジオ局:ROKラジオ沖縄 AM放送
周波数:864kh
曜日:日曜日
時間:午後1時半から3時半迄 2時間生放送
題名:民謡の花束「光龍ぬピリンパラン日曜日」
言語:光龍はすべてうちなぁぐち、相方は日本語で
実はこの民謡の花束という番組40年も続いている人気番組なんですが、今までは月曜から金曜までやっていたのが、土曜日と日曜日だけになってしまったんです。
土曜日は新しい沖縄の歌をかけて、日曜日は私の独断ではあるのですが、30年以上前に録音された沖縄の民謡、そのなかで古典音楽もかけるコーナーも、一つもうけました。
だから日曜日は新しい歌はかかりませんが、その代わり古きよき時代の沖縄を再現できたらと思っています。
私はこの二時間すべてうちなぁぐちを使います。
相手のアナウンサーが日本語でCMや御知らせをしてくれますので、私はすべてうちなぁぐちで番組を進める事ができます。
すべてうちなぁぐちでOKというのもなかなか大手のラジオ局では難しいことですが、こういう事をできるのもラジオ沖縄さんと相手のアナウンサー「島袋幸子(ゆきこ)」さんに大感謝です。
さて番組で新しく三つのコーナーを私が作りました。
一.大節(うふぶし)とぅ連(つぃ)りてぃ
琉球古典音楽をかけるコーナーです。
二.語やびらうちなぁぐち 使(ちか)やびらうちなぁぐち
うちなぁぐち講座をやっています
三.昔唄、覚出(うびぅんじゃ)ちなーびら
主に戦前の大御所の唄をかけています。普久原朝喜さんなど。
さて4月17日の日曜日にかけて曲目リストですが
一.戻り駕籠
(喜納昌永{喜納昌吉さんぬ親}、玉城安定、 城間ひろみ)
二.富原ナークニー・はんた原 (登川誠仁)
三.「早作田」上ぎ出し (奥間盛正)
四.ちぶみ (石原節子・城間ひろみ)
五.だんじゅかりゆし (でいご娘)
六.ゆすぬ花 (瀬良垣苗子)
七.ナークニー・山原汀間当 (嘉手刈林昌)
八.くじり格子
(歌、又吉盛保 台詞、高安六朗)
九.屋慶名くゎでぃーさー節・早嘉手久節
(普久原朝喜)
十.なーしび節 (玉城安定)
という感じです。
こういう渋い選曲でやっていますので、五十歳代以上の方々に支援されていくのではと思っています。
若い人もこれを聞いて昔うちなぁを堪能してもらえたらと思っています。
転送大歓迎です、あっちゃこっちゃに流して下さい(笑)