logo
 
 メインメニュー
 広告
社会言語学関連
多言語社会関連
sociolinguistics
language policy
三元社出版物
投稿者: webmaster 投稿日時: 2011-12-28 14:17:37 (1108 ヒット)

第54回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2011年1月29日(日)午後2時〜6時
○場所 東京外大本郷サテライト3階セミナー室

*東京外国語大学本郷サテライトへの行き方:地下鉄 丸ノ内線 本郷3丁目駅 下車 徒歩3分 あるいは、JR中央線 お茶の水駅 下車 徒歩7分
地図は以下、でご覧下さい。
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

なお、遅れてこられた方は、入り口の扉がしまっているばあい、インターホーンでご連絡ください。

<報告1>
報告者:山崎 雅人(大阪市立大学文学研究科)
題名:近年における中国東北部の満洲語教育と新疆錫伯族の双語教育
要旨:
 中国の五十五少数民族のうち、第二位の人口を有する満洲族はその民族語をほぼ喪失した状態にある。他方、中華人民共和国民族区域自治法では民族の言語権を保障しており、それに基づき行政単位で民族教育を行い、公的機関や市街の商店には民族語の文字表記を奨励するなど、
多言語使用及び教育を実施している。
 東北三省の中では、遼寧省新賓満族自治県が満洲語教育で先行しているが近年本渓満族自治県でも教科書がつくられ、少数の母語話者の残存する黒竜江省では富裕県三家子村の満族小学で独自教材による初等教育が行われているほか、吉林省では東北師範大学満語言文化研究中心、長春師範学院などが伊通満族自治県での満洲語教育を実施している。これらは文語を基礎とし、初歩の会話を含む実用性を示す、英語バイリンガリズムで言うところのEFL環境にある。河北省豊寧満族自治県も伊通同様市街の看板に満洲文字表記があるが、その誤用についての指摘があり、
ここでは公教育での満洲語教育は行われていない。
 新彊ウイグル自治区イリカザフ自治州チャプチャル錫伯自治県には錫伯語を母語とする者がいるが、チャプチャル第一小学では初年度から漢語(普通話)と錫伯語のバイリンガル教育を実施し、学年が上がるにつれ錫伯語の比率は低下している。東北部の満洲語教育に比べ、錫伯族にとっては漢語が英語バイリンガリズムで言うところのESL環境に置かれており、同校もそれを誇示している。また、『錫伯文化』誌における錫伯文漢文のページ比は、号により錫伯文部分がかなり減少している。錫伯族は口語を錫伯語と称し、書き言葉を満洲語文語(満文)と呼んでいる。注目されることは、東北部の満族が近年新疆の錫伯族に民族言語の使用モデルを求め交流し始めていることである。

<報告2>
報告者:かどやひでのり(津山工業高等専門学校)
論題:識字(リテラシー)研究のもうひとつの視角
概要:
 社会と人間を対象とする学問分野で、リテラシーと無関係である領域はすくなく、識字研究は相当に多様でありうるが、本報告ではこれまで看過されてきた、ふたつの視点をとりあげる。ひとつは、言語権(コミュニケーション権)概念からみたときに識字という現象がもつ意味、もうひとつは、それをさらに拡張した、障害学・差別論の成果の識字研究へのとりこみについてである。そこからは、社会システム全体の再構想、社会全体のユニバーサルデザイン化がみちびきだされ、識字研究の射程は識字そのものをはるかにこえていることがあきらかになる。


投稿者: webmaster 投稿日時: 2011-11-3 22:12:44 (1183 ヒット)

第53回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2011年12月4日(日)午後2時〜6時
○場所 東京外大本郷サテライト5階セミナールーム

*東京外国語大学本郷サテライトへの行き方:
地下鉄 丸ノ内線 本郷3丁目駅 下車 徒歩3分
あるいは、
JR中央線 お茶の水駅 下車 徒歩7分
地図は以下、でご覧下さい。
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

なお、遅れてこられた方は、入り口の扉がしまっているばあい、インターホーンでご連絡ください。

<報告1>
報告者:サジーワニー ディサーナーヤカ(SAJEEWANI DISSANAYAKA)(千葉大学人文社会科学研究科 博士後期課程)
題名 :多言語社会スリランカの言語使用状況
要旨 :
 本研究は、スリランカの言語状況の調査を通じ、スリランカの文化や社会状況を分析することにある。
 スリランカでは、シンハラ語・英語・タミル語の三つの言語が、様々な状況にあわせてコードスイッチング(CS)や借用を行いながら使用されている。しかし、いつ、どの言語を使用するかは話者の母語や家庭環境、教育、職場など状況によって異なり、マジョリティであるシンハラ人とマイノリティであるタミル人の間にも相違が存在すると予想される。それぞれの場面でどの言語を使用し、コミュニケーションをとっているか、年齢や学歴、社会階層によって使用している言語が異なるかについても調べる。
 また、スリランカ社会では教育現場だけでなく、日常生活においても英語が多く使用される。スリランカ社会における英語の使用実態や浸透状況などを調べることにより、英語の必要性、母語に対する影響についても考察する。
 本発表では、2011年1月23日から約一ヶ月にわたってスリランカ現地で行ったアンケート調査について報告する。


<報告2>
報告者:徐 秀瑩(金沢大学大学院人間社会環境研究科博士後期課程)
題名 :台湾蒋政権における言語に関する政策について―政府公報を通じて
要旨 :
 台湾は1945年から1988年まで蒋氏父子の政権によって統治された。政権が推進した言語は北京語であって、統治者はそれを台湾の「国語」として普及させた。しかしその一方、それまで台湾で話されていた他の言語はどういう状況にあったのか。政権が始まったとき,統治者は日本政府が統治した影響を除去すべく,まずは日本語を取り除いた。最初は新聞,雑誌,店の看板から日本語の使用を禁止し始め,計量機械に鋳造された文字の消去も含め,人々の生活から日本語をほぼ完全に消した。日本語が除外された後,次は台湾で使われていた方言が制限される対象になった。後者は表記方法がまだ整っていなかったため,主に歌謡,テレビ番組などに制約がみられた。本論文は政府が発行した政府公報を通じて,日本語,及び国語以外の言語に対する蒋政権の態度を明らかにしていく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

例会案内担当
木村護郎
g-kimura_at_sophia.ac.jp


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2011-6-23 13:23:10 (1125 ヒット)

カムセラ(Kamusella, Tomasz)氏公開講演会
青山学院大学主催、多言語社会研究会共催

講演者:トマシュ・カムセラ氏

カムセラ氏は、オポレ大学東スラヴ言語学研究所(ポーランド)准教授、7月時点では、北海道大学スラブ研究センター客員研究員をかねて来日、札幌滞在中です。

タイトル:「シレジア語の歴史的社会的状況について、カシューブ語などとの比較を通じて」
日時:7月9日土曜日、午後3〜6時(講演、質疑応答、原則的に英語が運用語になります)
場所:青山学院大学9号館920教室

キャンパス内地図
http://www.aoyama.ac.jp/other/map/aoyama.html
キャンパスへのアクセス
http://www.aoyama.ac.jp/other/access/aoyama.html


カムセラ氏は大著 The politics of language and nationalism in modern Central Europe, Basingstoke, Palgrave Macmillan, 2009 の著者です。この著書の書評が、木村護郎クリストフ「ヨーロッパにおける言語の政治性を考える」『歴史学研究』2010年、12月、12−23ページ、Patrick HEINRICH, in the International Journal of the Sociology of Language, n. 200, 2009: 209-211. にあります。

問い合わせ先
原聖 harakysh@gmail.com


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2011-5-25 13:34:29 (1333 ヒット)

一般公開
多言語社会研究会第12回沖縄例会のご案内

日時 2011年9月18日(日)13時30分−17時
場所 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」第2会議室
(沖縄県那覇市西3丁目11番1号、電話:098-866-9090)

討論会「琉球諸語の記録保存をめぐって」
本年出版された、パトリック・ハインリッヒ、下地理則(共編)『琉球諸語記録保存の基礎』(東京外国語大学アジアアフリカ研究所、2011年3月)の編者、執筆者を迎え、琉球諸語復興に果たす本書ならびに編者、執筆者の役割について討論することにしたい。
発言予定者 下地理則(編者)、宮良信詳、石原昌英、渋谷謙次郎、原聖(以上執筆者)
司会 原聖

関連イヴェント
9月17日(土) 14時−17時、「第16回島くとぅば語やびら大会」、読谷村文化センター大ホール「鳳」(沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901番地、電話(098)982-9292)

問い合わせ
多言語社会研究会 原聖(女子美術大学、harakysh@gmail.com)


投稿者: webmaster 投稿日時: 2011-5-12 21:13:43 (1105 ヒット)

第51回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2011年5月28日(土)午後2時〜6時
○場所 東京外大本郷サテライト3階

*東京外国語大学本郷サテライトへの行き方:
地下鉄 丸ノ内線 本郷3丁目駅 下車 徒歩3分
あるいは、
JR中央線 お茶の水駅 下車 徒歩7分
地図は以下、でご覧下さい。
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

なお、遅れてこられた方は、入り口の扉がしまっているばあい、
インターホーンでご連絡ください。

<報告1>
報告者:
包 聯群(東京大学 学術研究員)
題名:
「多言語使用と言語教育実態―中国黒龍江省モンゴル人を中心として―」
要旨:
 中国黒龍江省にはおよそ15万人のモンゴル人が居住している。本発表は主に中国
黒龍江省におけるモンゴル人を中心とし、彼らの言語使用実態を明らかにすることに重点を置きたい。
 異なる地域(ドルブットモンゴル族自治県、泰来県、肇源県、富裕県など)、異なる世代によって同じモンゴル人同士、乃至家庭内でもその使用言語は実に多種多様で、異なる言語を使用する場面が多くみられる。そして、モンゴル語と中国語の接触により、言語変異現象も起きていることが確認できた。
 教育言語は中国語が圧倒的に優勢ではあるが、モンゴル語による教育も政治・経済・社会変動などの理由により特定の地域において実行されたり廃止されたりする。
 本発表は以上のような問題を皆と一緒に考えつつ、その理由を探っていきたい。本発表のデータは2001年から昨年7月までわたって行ってきたフィールドワークに基づくものである。

<報告2>
報告者:
石部尚登(東京外国語大学研究員)
題名:
「方言」の視点から見たベルギーの言語政策史
要旨:
 ベルギーの言語政策は長らくフランス語とオランダ語(フラーンデレン語)とい
う2つの公用語のみを対象として行われてきた。しかし、もともとそれらは一般
の人々の母語ではなかった。本報告では、ベルギーの言語政策を「方言」の視点から再考することで、政策議論を通して独自の「方言」観が創り上げられ、また、そうしたかつての「方言」観が連邦化以降の現在の政策にも影響を及ぼしていることを示し、公用語政策が意図せず「方言」の在り方を規定する構造の一端を明らかにする。
 本報告は、拙著『ベルギーの言語政策』(阪大出版会、2011年)に基づきます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

例会案内担当
木村護郎
g-kimura@sophia.ac.jp


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2011-4-6 19:58:04 (3776 ヒット)

日中共同プロジェクト「東アジアの多言語状況と言語政策」Japan China Project: East Asian Multilingualism and Language Policy:

第1回シンポジウム「多言語状況の中の東アジア近代国家 ― 言語問題にどう対処したか」
第一次研讨会《多语言状況下的东亚近代国家――是如何处理语言问题的?》
First Symposium: Societal Multilingualism in East Asian Modern States – How were language problems managed?

日時:2011年7月30日(土)・31日(日)
会場:東京大学 東洋文化研究所大会議室 東京大学本郷キャンパス内
   地下鉄丸の内線・地下鉄大江戸線「本郷三丁目駅」から徒歩 5 分ほか。 詳しくは http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
参加費:無料
主催:科研費プロジェクト「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」
共催:多言語社会研究会
   東洋文化研究所班研究「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」
   東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」

[お問い合わせ]
多言語社会研究会(塚原) e-mail 6admin@tagengo-syakai.com http://tagengo-syakai.com/
『ことばと社会』事務局(三元社) 電話 03-3814-1867


原聖(女子美大)
 多言語社会研究会では、東京大学東洋文化研究所「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」班(名和克郎代表)、また東京外国語大学「史資料ハブ地域文化研究拠点」(藤井毅代表)の共催によって、南京大学(中国)国家言語戦略研究センターと共同研究プロジェクトに取り組むことになった。これは、東アジアの多言語状況に関して、言語政策の歴史的観点からの研究の総合化をはかろうとするものであり、その範囲は、いわゆる漢字文化圏(中国大陸、モンゴル、朝鮮半島、日本列島、台湾、ベトナムなどを含む)を地理的範囲として、古代史から現代まで全歴史的時代をカバーすることを目指している。
 この第1回シンポジウムを、2011年7月30日(土)- 31日(日)、東京大学東洋文化研究所で開催する。その内容は、近代の黎明期(江戸から明治へ、清朝から民国への変革期)に焦点をあて、多言語状況に対する書きことばのレベルでの国家としての対処の仕方を、日本、中国、韓国、台湾に関して、比較検討を試みようとするものである。もちろん、ここでは統一的書きことば、外交用語など国家の基本レベルでの言語を検討するばかりでなく、国家政策とはいえないようなレベルでの言語運用の動向を調査することで、現代の多言語主義的方向への示唆的事項を探ろうとするものでもある。
 この際、多言語社会研究会でのこれまでの研究蓄積、とりわけ現代欧州の多言語主義の戦略との比較検討は有益であろう。またユネスコの危機言語救済、文化資源保護キャンペーンとも照らし合わせながら議論できれば、その開催意義はさらに高まるはずである。
 なお、このシンポジウムは、科学研究費「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」(原聖代表)によるもので、中国から2人、すなわち、南京信息工程大学の于錦恩(Yu Jin’en)教授、南京大学の徐大明Xu Daming教授、また台湾から台湾中央研究院の陳培豊教授を招聘し、下記のようなプログラムを予定している。それぞれ、報告予定分野の第一線の研究者に報告をお願いした。なお、使用言語は日本語とし、中国語については、日本語の通訳を介することにする。

 [多语言社会研究会]通过与东京大学东洋文化研究所《亚洲多语言状况和语言政策史的比较研究》组(代表名和克郎),东京外国语大学《史资料HUB地域文化研究基地》(代表藤井毅)共同举办此次会议,决定与南京大学(中国)国家语言战略中心一起致力于共同实施研究课题。其目的是对东亚多语言状况从语言政策的历史观点来谋求研究的综合化。其范围是把汉字文化圈(包括中国大陆,蒙古,朝鲜半岛,日本列岛,台湾,越南等)作为地理范畴,从古代史到现代以嚢括全部历史时代为目标。第一次研讨会将于2011年7月30日(星期六)−31日(星期日)在东京大学东洋文化研究所举办。其内容是把焦点放在近代黎明期(从江户到明治,从清朝到民国的变革期),试图比较探讨日本,中国,韩国和台湾作为国家对书面语级别的多语言状况的处理方式。当然,在此不仅要探讨统一的书面语,外交用语等国家基本级的语言,也要通过调查像不能称为国家政策级的语言运用的动向,来追寻向现代多语言主义方向的启发式事项。
 [多语言社会研究会]至此的研究成果,至少会有益于与现代欧洲多语言主义战略的比较探讨。而且,如果能参照联合国教科文组织的挽救濒危语言,保护文化资源宣传活动等进行讨论的话,其举办意义应该会更加深远。另外,此次研讨会是使用日本学术振兴会科学研究经费《语言政策史综合比较探讨》(代表原聖)来举办的。邀请的人员有:从中国2人,即南京信息工程大学的于錦恩(Yu Jin’en)教授,南京大学的徐大明Xu Daming教授,还有台湾中央研究院的陳培豊教授。会议按以下的程序进行。这些发表者都是活跃在各自研究领域第一线的研究人员。会议使用语言是日语,但是对使用汉语者,配有翻译。


2011年7月30日(土)
10:00-10:30 開催趣旨説明と報告者の紹介(原聖、女子美術大学)
10:30-11:30 渡辺美季(神奈川大学)「琉中関係のなかの中国語と日本語」
11:30-12:00 コメント、パトリック・ハインリッヒ(独協大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:30 陳培豊(台湾中央研究院)「日本統治と漢字使用の諸相」
14:30-15:00 コメント、岩月純一(東京大学)と質疑応答
15:00-15:30 休憩
15:30-16:30 清水康行(日本女子大)「江戸から明治へ、言語の公的使用について」
16:30-17:30 コメント、徐大明Xu Daming(南京大学)、通訳、謝佳玲(女子美術大学)と質疑応答
18:00-20:00 懇親会

7月31日(日)
9:30-10:00 前日のまとめと報告者の紹介(名和克郎、東京大学)
10:00-11:30 于錦恩(Yu Jin’en)(南京信息工程大学)「清朝期の多言語状況と国家」(通訳、包聯群、東京大学)
11:30-12:00 コメント、フフバートル(昭和女子大学)と質疑応答
12:00-13:30 昼食
13:30-14:00 包聯群(東京大学)「清朝末から民国初期にかけての言語政策、その研究動向」
14:00-14:30 コメント、藤井久美子(宮崎大学)と質疑応答
14:30-15:30 三ツ井崇(東京大学)「朝鮮開化期の言語と国家」
15:30-16:00 コメント、李守(昭和女子大学)と質疑応答
16:00-16:30 休憩
16:30-18:00 総合討論(司会、原聖、女子美術大学、論点提起 藤井毅、東京外国語大学)

July 30th , Saturday, 2011
10:00-10:30 Opening comments and introduction by HARA Kiyoshi, Joshibi University of Art and Design
10:30-11:30 WATANABE Miki, Kanagawa University: Chinese and Japanese in Okinawa-Chinese relations in the 17th – 19th centuries.
11:30-12:00 Comments by Patrick HEINRICH, Dokkyo University, discussion.
12:00-13:30 Lunch
13:30-14:30 Chen Peifeng, Taiwan Central Institute: Problems of Kanji Use in the Japanese Occupation Period.
14:30-15:00 Comments by IWATSUKI Jun’ichi, Tokyo University, discussion.
15:00-15:30 Break
15:30-16:30 SHIMIZU Yasuyuki, Japan Women’s University: On Official Language Use from the Edo to the Meiji period.
16:30-17:30 Comments by Xu Daming, Nanjing University, translation by Hsieh Chialing、Joshibi University of Art and Design, discussion.
18:00-20:00 Cocktails

July 31th, Sunday
9:30-10:00 Summary of the previous day and Introduction by NAWA Katsuro, Tokyo University
10:00-11:30 Yu Jin’en, Nanjing University of Information Science and Technology: Societal Multilingualism during the Qing Dynasty Government. Translation by Bao Lianqun.
11:30-12:00 Comments by Huhbator, Showa Women’s University, discussion.
12:00-13:30 Lunch
13:30-14:00 Bao Lianqun.(Tokyo University): Language Policies at the transition period from the Qing Dynasty to the Republic of China, a presentation of research trends.
14:00-14:30 Comments by FUJII Kumiko, Miyazaki University, discussion.
14:30-15:30 MITSUI Takashi, Tokyo University: Language and State during the Korean Enlightenment.
15:30-16:00 Comments by LI Su, Showa Women’s University, discussion.
16:00-16:30 Break
16:30-18:00 Final Discussion chaired by HARA Kiyoshi, Joshibi University of Art and Design. Arrangement of discussion points by FUJII Takeshi, Tokyo University of Foreign Studies.



投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-12-25 9:15:18 (1269 ヒット)

以下の要領で第50回多言語社会研究会(東京例会)を開催したします。
来年もひきつづき、積極的なご参加をお待ちしております。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

第50回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2011年2月12日(土)午後2時〜6時
○場所 東京外大本郷サテライト5階

*東京外国語大学本郷サテライトへの行き方:
地下鉄 丸ノ内線 本郷3丁目駅 下車 徒歩3分
あるいは、
JR中央線 お茶の水駅 下車 徒歩7分
地図は以下、でご覧下さい。
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

なお、遅れてこられた方は、入り口の扉がしまっているばあい、
インターホーンでご連絡ください。

<報告1>
氏名:梶 茂樹(京都大学)
報告題名:多言語使用と共通語使用━アフリカ的多言語状況への2つの対処法━
要旨:
アフリカは、概して1つ1つの言語のサイズが小さいため、一定の範囲に多く
の言語が話されるという状況が生じている。こういった多言語状況に対処するた
め、多くの地域で共通語が生じている。従来、私自身を含めて、この共通語使用
ということに重きをおいて考察がなされることが多かったように思うが、本発表
では、むしろ多言語使用ということを重点に話をしてみようと思う。そこには、
大きな言語を安易に共通語と決めてかかっていたことへの反省がある。データは、
2010年2月と7月にウガンダで行った社会言語学的調査に基づく。

<報告2>
氏名:ジョセフ・エサティエ(名古屋工業大学)
題名:「幸徳秋水の言語意識と国家主義」
要旨:
方言の多様性は、文化の多様性の一つであるが、昔の知識人の間で、方言の多様
性を守り、日本国内の「言語帝国主義」と闘ったのは、だれだっただろうか?
「言文一致」を主張者した哲学者井上哲治郎(1855−1944)は、国家主
義を鼓吹し、全国の言葉の統一を主張したのは、当然だといえる。しかし、国家
主義に反対した、日本の初期社会主義者幸徳秋水(1871−1911)は、ど
うだったろうか?あまり知られていない、幸徳秋水が言文一致という文体に
ついて書いたことと、彼の議論の社会的な意義について話す。


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-12-3 15:30:55 (2818 ヒット)

大会プログラムをお知らせします。奮ってご参加ください。

予稿集ダウンロードは以下から(2010/12/1追記)
http://bit.ly/i317UM

大会ポスターダウンロードは以下から(2010/10/18追記)
https://sites.google.com/site/tukaharanobuyuki/6th_conference.pdf?attredirects=0&d=1


※2日目昼食について(5日)
会場周辺にはあまり飲食店がありませんので、ご注意ください。予稿集最後のページに周辺飲食店マップがついています。ご利用ください。


その他詳細は随時このニュース欄でお知らせしていきます。


■■■多言語社会研究会 第6回研究大会プログラム■■■

多言語社会研究会・京都大学地域研究統合情報センター・科研プロジェクト「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」共催

日時:2010年12月4日(土)・5日(日)
場所:京都大学稲盛財団記念館 3階大会議室および中会議室
http://bit.ly/fdAE7z
参加費:1000円
資料代:500円(事前にウェブサイトからダウンロードする場合は不要)
懇親会参加費:1000円


【1日目】
会場:大会議室
13:00 開会挨拶 林正寛(女子美術大学)
13:15 基調講演 原聖(女子美術大学)「言語的多様性という視座」
14:00 休憩
14:15 シンポジウム「多言語状況と言語政策」
    第一部 パネリストによる論題提起
    司会:渡邊日日(東京大学)
    パネリスト:原聖/砂野幸稔(熊本県立大学)/藤井毅(東京外国語大学)/安田敏朗(一橋大学)/塚原信行(京都大学)

16:15 休憩
16:30 第二部 問題提起を受けての討論
18:30 終了
18:45 懇親会[中会議室・19:45終了予定]


【2日目】
A会場[大会議室]司会:藤井久美子(宮崎大学)
09:30 河野明佳(津田塾大学大学院国際関係学研究科後期博士課程):南アフリカ共和国における言語問題と「バンツー教育」
10:30 松山明子(鶴見大学文学部):カムリー語(ウェールズ語)復興と話者の動機づけ
11:30 近藤健一郎(北海道大学):1930年代中葉の沖縄における標準語教育政策とその実態

B会場[中会議室]司会:ましこ・ひでのり(中京大学)
09:30 佐野彩(一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程):「フランコプロヴァンス語」は存在するか―「フランコプロヴァンス語」の成立とサヴォワ地方の人びとによる言語の名称の選択―
10:30 イギョンテク(筑波大学大学院):対外言語政策としての孔子学院が持つ問題点―ソフト・パワーおよびパブリック・ディプロマシー概念の曖昧さを中心に―
11:30 柿原武史(大分大学経済学部):スペインの地域言語復興政策と現実―商業部門におけるガリシア語使用実態について―

12:30 昼食

A会場[大会議室]司会:パトリック・ハインリッヒ(獨協大学)
13:30 石部尚登(東京外国語大学グローバルCOE研究員):ヨーロッパにおける言語の「領域性」―ベルギーの政策的言語境界線の生成と固定について
14:30 塚原信行(京都大学):ヨーロッパにおける言語の「領域性」―スペイン・カタルーニャ自治州の言語政策における「領域性」概念の展開
15:30 佐野直子(名古屋市立大学):ヨーロッパにおける言語の「領域性」―オクシタン語/バスク語境界地域のバイヨンヌの事例から―

B会場[中会議室]司会:清水康行(日本女子大学)
13:30 海野るみ(宮崎大学):南アフリカの先住民族グリクワの人々の日常的実践にみるオラリティーとリテラシーのかたち
14:30 足立享祐(東京外国語大学大学院博士後期課程単位取得退学):東インド会社ボンベイ管区における言語法制(1799-1861)
15:30 B会場終了

16:30 大会まとめ[大会議室] 山下仁(大阪大学)
17:00 終了


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-12-3 15:29:57 (1209 ヒット)

『ことばと社会』13号(2011年10月刊行予定、三元社)では特集論文・投稿論文を募集しています。特集は「マイノリティの多言語教育へのアプローチ(仮)」です。投稿論文はテーマを問いません。いずれの論文も編集委員会にて査読のうえ、採否を決定いたします。

応募方法
◎特集論文は、三元社『ことばと社会』編集部までお問い合わせください。
email@sangensha.co.jp

◎投稿論文は、下記の方法で、直接ご応募ください。
投稿締め切り/2011年4月30日(編集委員会にて査読のうえ、採否は5月下旬ころ通知いたします)
投稿規定/本文・注を含め400字詰め原稿用紙で50枚(句読点「、」と「。」を使用する。 注は文末とする)。
送付先/三元社『ことばと社会』編集部あて(メールまたは郵送。原稿は返却いたしませんのでコピーをお送りください)。

email@sangensha.co.jp
〒113-0033東京都文京区本郷1-28-36鳳明ビル1階
採用の場合には、本誌5部を呈します。


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-10-19 16:05:34 (1238 ヒット)

『ことばと社会』13号(2011年10月刊行予定)では特集論文・投稿論文を募
集しています。特集は「多言語教育へのアプローチ(仮)」です。

投稿論文はテーマを問いません。いずれの論文も編集委員会にて査読のうえ、採否を決定いたします。

応募方法・規定等については三元社『ことばと社会』編集部あて
email@sangensha.co.jp
までお問い合わせください。


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-9-15 21:10:45 (1118 ヒット)

第49回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2010年10月16日(土)午後2時〜6時
○場所 東京外大本郷サテライト5階

*東京外国語大学本郷サテライトへの行き方:
地下鉄 丸ノ内線 本郷3丁目駅 下車 徒歩3分
あるいは、
JR中央線 お茶の水駅 下車 徒歩7分
地図は以下、でご覧下さい。
http://www.tufs.ac.jp/access/hongou.html

なお、遅れてこられた方は、入り口の扉がしまっているばあい、インターホーンでご連絡ください。

<報告1>
氏名:飛内悠子(上智大学大学院)
題名:「「見えない」ことば:スーダン共和国ハルツームにおける南部出身者の言語状況についての一考察」
要旨:
スーダンは南北で言語使用状況が異なるため、北部である首都ハルツームに移り住んだ南部出身者は言語の違いに直面する。そして彼らは状況に合わせて自身の言語生活を作り上げていく。だが、この彼らの状況がよく知られているとは言いがたく、特に南部の地域共通語であり、ハルツームでも使われるジュバ・アラビア語に関しては、ハルツームのマジョリティにその存在すらほとんど知られてこなかった。そこで本発表ではこのジュバ・アラビア語が「見えなくなる」過程を、フスハー、ハルツーム方言との比較、歴史、社会的背景によって形成される人々の言語意識といった観点から見ていくことにしたい。

<報告2>
氏名:敦賀公子(慶應義塾大学)
題名:「中米におけるナウァ語の歴史概観-リンガ・フランカから消滅の危機へ」
要旨:
本報告では、植民地時代の中米、特に16,17世紀のグアテマラ、エル・サルバドルを中心に、その地域におけるスペイン人や先住民らによる史料を中心に、当時のナウァ語のリンガ・フランカとしての役割について考察を試みる。ユト・アステカ語族のナウァ語は、先スペイン期から植民地期にかけて、北米から中米にかけての多言語社会のリンガ・フランカを形成する言語として用いられてきた。植民地時代のグアテマラ総督府においては、植民地統治者側と反乱の絶えないマヤの人々との仲介役を担う言語としても機能していたことから、ナウァ語を母語とする先住民らは、より早く「ラディーノ化」した先住民だとも言える。また、やがてその機能をスペイン語にとって代わられ、20世紀に入って以降は、長きにわたる政治混乱期を経て、消滅の危機に瀕している現状にも言及したい。


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2010-7-28 13:25:28 (1026 ヒット)

一般公開
多言語社会研究会第11回沖縄例会のご案内

日時 2010年9月19日(日)14時−18時
場所 沖縄県教育福祉会館会議室(那覇市古島1-14-6、電話098-885-9621)(ゆいレール古島駅5分)

報告 1 知念ウシ 「沖縄人・琉球人の言語回復と脱植民地化」

私は、琉球語という言語そのものより、むしろ沖縄人・琉球人の脱植民地化の観点から言語問題に関心がある。

沖縄人・琉球人にとって、言語回復とは、日本政府による琉球併合以来の日本同化教育、沖縄戦での琉球語使用を理由にしたスパイ視による虐殺、「日本復帰」後の国民化教育などによって奪われた、失った自らの言語を取り返しながら、言語のみならず、自己を再創造することである、と位置づけられる。

報告 2 比嘉豊光 「ドキュメンタリー映画「島クゥトバで語る戦世」について」

「島クゥトバで語る戦世」のビデオをながしてからそれについて話すつもりです。97年から琉球弧を記録する会を立ち上げて今年までに沖縄本島、久米島、宮古島、八重山、そして与那国のオジー、オバーの戦争の語りをその島の島クゥトバで1000人余りの人々に語ってもらい、そして映像に記録しました。
それを多くの地域や大学などで上映会を行いました。


関連イヴェント
9月18日(土) 14時−17時、「第16回島くとぅば語やびら大会」、読谷村文化センター(沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901番地、電話(098)982-9292)

問い合わせ
多言語社会研究会 原聖(女子美術大学、harakysh@gmail.com)


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-5-20 23:33:04 (1127 ヒット)

第48回多言語社会研究会(東京例会)のご案内
共催:東文研班研究「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究」

○日時 2010年6月26日(土)午後2時〜6時
○場所 東京大学東洋文化研究所大会議室
  http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

<報告1>
氏名:イ・ギョンテク(筑波大学大学院)
題名:「外部及び内部の特徴からみる、孔子学院‐独自の事業形態と目標概念に対する自己解釈を中心に」
要旨:本報告では、孔子学院という中国の対外言語政策事業を対象に、その外的な特徴として独自の事業形態と内的な特徴として独自の概念理解という2つの特徴を取り上げ、それぞれに関して報告を行う。孔子学院の外的な特徴に関する報告では、孔子学院をめぐるアクター構造を中心にし、その仕組みや力学に関して報告を行う。内的な特徴に関する報告では、中国政府側が孔子学院の目的として掲げるソフト・パワーという概念が、孔子学院事例において如何なる形で変容され理解されているのかに関して報告する。本報告は、以上の両側面を検討することで孔子学院事業の全体的な概観を目指すものである。

<報告2>
氏名:山口美知代(京都府立大学)
題名:「19、20世紀イギリスの綴り字改革運動―文化・社会的背景と言語観」
要旨:本発表では、19世紀から20世紀のイギリスにおいて英語正書法の改良を目
指した綴り字改革論者(スペリング・リフォーマー)の運動の詳細を明らかにする。この運動は結果的には失敗に終わっているが、そこには国民国家成熟期固有の文化・社会的背景が映しだされている。本発表では特に、綴り字改革論者の目的・動機と、その文化・社会的背景との関係に焦点を当て、綴り字改革論の背後にあった言語観を明らかにする。それは、
(1)表音式綴り字が労働者階級の基礎教育を効率化するという考え方、
(2)表音式綴り字が言語の科学的研究に貢献するという考え方、
(3)表音式綴り字を用いれば英語はより優れた「世界語」となる、
という考え方である。 



投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-4-25 22:57:47 (1435 ヒット)

多言語社会研究会では、12月に開催する第6回研究大会での報告を募集しています。奮ってご応募ください。

【大会日程】2010年12月4日(土)・5日(日)
【開催場所】京都大学稲盛財団記念館
※本大会は、科学研究費プロジェクト「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」(課題番号21320113/研究代表者:原聖)と連携して開催されます。

大会報告を希望される方は下記の報告応募要領に従ってお申し込み下さい。
■■報告応募要領■■
【締め切り】2010年5月10日(月)
【申し込み先】6admin@tagengo-syakai.com
【申し込み方法】申し込み先メールアドレスまで以下を送付(添付ではなく、本文に記入のこと)。
1)氏名(よみ)
2)所属等
3)連絡先電子メールアドレス
4)報告タイトル
5)概要(800字以内)
【結果通知】6月10日ごろ

補足
・多言語社会研究会の会員である必要はありません。
・報告実施までに二度の審査(概要段階と予稿段階)が行われます。概要審査を通過した場合、予稿を提出していただきます。日程は以下のとおりです。その他執筆詳細は個別にお知らせします。
【予稿提出締め切り】7月20日ごろ
【予稿査読結果通知】8月31日ごろ
【予稿修正締め切り】9月15日ごろ
・最終的に報告が認められた場合、『多言語社会研究会年報6号』(2011年刊行予定)へ投稿することができます。また、査読を経て『年報6号』に論文掲載が決定した場合でも、執筆者に金銭的負担は一切ありません。

その他問い合わせ先:6admin@tagengo-syakai.com


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-4-6 1:47:14 (1530 ヒット)

第47回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2010年4月24日(土)午後2時〜6時
○場所 東京大学東洋文化研究所大会議室
 http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

※本研究会は、「言語政策史の国際比較に関する総合的研究(科学研究費補助金(基盤研究(B)課題番号21320113)」および「アジアにおける多言語状況と言語政策史の比較研究(東京大学東洋文化研究所班研究)」との共催です。


<報告1>
氏名:小田桐奈美(筑波大学大学院)
題名:「クルグズ(キルギス)共和国における国家語の形成―ステータス計画の観点から―」
要旨:本発表では、まず中央アジアのクルグズ共和国の言語状況を、他の旧ソ連諸国と比較しながら概観する。その上で、クルグズ語が国家語として制定された1989年以降、「国家語」が形成されていく過程を、主にステータス計画の観点から論じる。


<報告2>
氏名:大泉さやか(一橋大学大学院)
題名:「口承の文字化と文字の口承化:ベトナムのムオン人自身による自言語の表記」
要旨:本報告では、ベトナムの少数民族ムオン人がローマ字を用いて自ら自言語の表記を行い始めた事例を取り上げる。従来のいわゆる「文字文化(リテラシー)」と「口承文化(オラリティ)」の研究においては、「口承文化」から「文字文化」への移行という枠組みが用いられてきた。この事例も一見、ムオン人による自言語口承の文字化であり、「口承文化」から「文字文化」への移行という枠組みに当てはまっているようにも見える。しかし、ムオン人たちが文字化したテキストの使用法を見ると、ムオン人たちはベトナム語の文字を自らの「口承文化」に取り込んでいるとも言える。「文字の口承化」とでも呼ぶべきこの事例を考察することにより、文字と口承に対する見方を再考することにつなげたい。


投稿者: webmaster 投稿日時: 2010-4-5 22:29:27 (1394 ヒット)

雑誌『ことばと社会』では、2010年11月刊行予定の12号への投稿論文を募集しています。要領は以下のとおりです。


締め切り:2010年6月30日
提出の形:電子データになったものをメールで送付(テキストデータかWordなどで)。
原稿の分量:本文・注版を含め400字詰め原稿用紙で50枚。
句読点:「、」と「。」を使用する。
注:文末注。
参考文献の挙げ方:それぞれの論文で統一する。
レイアウトについては、こちらで変更することがある。
送付先:三元社『ことばと社会』編集部あて

採否については8月1日ころ通知する。


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2009-11-19 21:47:24 (1279 ヒット)

シンポジウム「言語の存続とコミュニティー ― アジアを中心に―」
12月13日(日) 東京大学東洋文化研究所大会議室、多言語研科研「言語政策史」、東洋文化研究所共催

開催趣旨
本シンポジウムは、科学研究費補助プログラム「言語政策史の国際比較に関する総合的研究」(2009−2011年、研究代表者原聖、女子美術大学)の一環として開催される。
「言語政策史の国際比較」は、国家の法律的な施策として展開される言語関連事項ばかりでなく、それに対する国民、一般民衆の反応、さらには国家施策とは別のレベルの言語的な運動など、施策的には追認しえない言語変動をも含めた討究を目指している。本シンポジウムでは、そうした議論の基点として、言語の基礎共同体である「コミュニティー」をターゲットとして言語の存続を巡る問題を具体的に検討しつつ、標準語形成や国語教育といった国語に関する諸問題、国内的な交易語や共用語の諸問題、さらに少数言語や消滅に瀕した言語の諸問題という、それぞれ異なる3つのレベルの問題系と接合することを目指す。
具体的には、東アジア及び東南アジア大陸部の言語状況に焦点をあて、中国の少数民族の言語状況、また共用語や国語の普及状況についての研究を中国において牽引する孫宏開氏(中国社会科学院)、タイ、ベトナム、中国の国境域での少数民族の言語の復興と、国語や共用語の競合関係を長年研究しているデイヴィッド・ブラッドリー氏(オーストラリア、ラトローブ大学)の二人の報告を基調として、これらの地域の言語状況について総合的に検討するとともに、南部アフリカの少数言語の専門家で、「危機言語」に関して批判的な発言をしているマティアス・ブレンツィンガー氏(ドイツ、ケルン大学)の報告を対置することで、言語の存続に関する理論的分析をも深めることを目的としている。

プログラム
午前中の部(10時−12時)
10時 原聖(総合司会、女子美大) シンポジウム趣旨説明
10時10分 藤井久美子(司会、宮崎大学) 講演者紹介
10時15分 孫宏開Sun Hongkai(中国語/日本語、中国社会科学院)「中国の少数言語の存続(仮題)」
11時 吉川雅之(コメンテーター、東京大学)(日本語)
11時20分(12時まで) 討論(日本語/中国語/英語)

午後の部その1(1時−3時)
1時 原聖(司会) 講演者紹介
1時05分 マティアス・ブレンツィンガーMatthias Brenzinger(英語/日本語、ケルン大学)「言語の存続とコミュニティー(仮題)」
1時50分 パトリック・ハインリヒPatrick Heinrich(コメンテーター、琉球大学)(英語/日本語)
2時10分(3時まで) 討論(英語/日本語)

午後の部その2(3時15分−5時45分)
3時15分 名和克郎(司会、東京大学) 講演者紹介
3時20分 デイヴィッド・ブラッドリーDavid Bradley(英語/日本語、ラトローブ大学)「危機言語の回復力」Resilience in Language Endangerment
4時05分 岩月純一(コメンテーター、東京大学)(日本語/英語)
4時25分 討論(日本語/英語/中国語)
5時05分(5時45分まで) 総合討論

6時−8時 懇親会(場所未定)


投稿者: webmaster 投稿日時: 2009-9-15 18:26:22 (1214 ヒット)

第46回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2009年10月3日(土)午後2時〜6時
○場所 女子美術大学杉並キャンパス1号館2階第1会議室
 *女子美術大学杉並キャンパスへの行き方:
  地下鉄 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8分 地図は以下のアドレス参照。
  http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami.html


<報告1>
氏名:塚原信行(愛知県立大学)
題名:「初等教育におけるグアラニ語教育の現状−アスンシオンでの調査報告−」


<報告2>
氏名:砂野幸稔(熊本県立大学)
題名:「すべての<ことば>を<言語>にしなければならないのか?書き言葉とは何なのか?:イリイッチを逆立ちさせる」


〜〜〜〜

例会案内担当・木村護郎 g-kimura@sophia.ac.jp


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2009-7-25 17:58:26 (1251 ヒット)

一般公開
多言語社会研究会第10回沖縄例会のご案内

日時 2009年9月13日(日)13時半−16時半
場所 沖縄県教育福祉会館会議室(那覇市古島1-14-6、電話098-885-9621)(ユイレール古島駅直結)

報告 1 近藤健一郎(北海道大学)「近代沖縄における言語教育政策史の課題と方法−県知事の言語教育に関する訓示を中心に−」
要旨:発表者はこれまで近代沖縄における学校教育において、沖縄語を排除し代わって標準語を普及しようとする取り組みについて論じてきた(方言札の出現時期とその歴史的意味など)。しかしながら、教員たちの言説や取り組みを一定程度明らかにはしてきたが、その背後にある政策としてみなせるものについては不十分な検討状況にある。それは近代沖縄における言語(教育)史を論じる研究に共通している問題点である。本発表は、これを突破する試みとして、近(現)代沖縄における言語(教育)政策を論じる方法、史料について検討し、その第一着手として沖縄県知事が学校教員たちに対して行った訓示について整理することを課題とする。


報告 2 村上呂里(琉球大学)「 沖縄からアジアへ、多言語社会をのぞむ 〜ベトナム少数民族地域との地域間交流を通して〜」
要旨:私たちは、2003年度よりベトナム少数民族地域にある小学校教員養成の拠点となるタイグェン師範大学と研究交流をし、各々の小学校を訪問し、授業研究会を持つなどの活動を重ねてきた。本発表は、「方言札」に象徴されるような抑圧的言語教育体験を持つ沖縄地域と、少数民族語の権利を憲法で掲げながらも現実の“授業”の場ではさまざまな矛盾と困難を抱えているベトナム少数民族地域の相互的教育研究交流に基づき、多言語社会をのぞむ(臨む、臨む)言語教育の課題を導き出そうとするものである。


関連イヴェント
9月12日(土)10時−12時、「島くとぅばと経済」(島くとぅばによって経済を語るシンポジウム、比嘉バイロン氏ほか)、浦添ハーモニーセンター( 沖縄県浦添市安波茶123 電話098-874-5711)
同日14時−17時、「第15回島くとぅば語やびら大会」、読谷村文化センター(沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2901番地 電話(098)982-9292)

問合せ
多言語社会研究会 原聖(女子美術大学、hara@joshibi.ac.jp)


投稿者: HaraKiyoshi 投稿日時: 2009-6-1 19:32:33 (1280 ヒット)

第45回多言語社会研究会(東京例会)のご案内

○日時 2009年6月6日(土)午後2時〜6時
○場所 女子美術大学杉並キャンパス1号館2階第1会議室
*女子美術大学杉並キャンパスへの行き方:
地下鉄 丸ノ内線 東高円寺駅 下車 徒歩8分 地図は以下のアドレス参照。

http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami.html


<報告1>
氏名:パトリック・ハインリッヒ(琉球大学)
題名:琉球の言語政策史とこれからの課題

<報告2>
氏名:原聖(女子美術大学)
題名:ケルト諸語圏の言語政策史の過去と現在

〜〜〜〜

例会案内担当・木村護郎 g-kimura@sophia.ac.jp


« 1 2 (3) 4 »